きょうの料理レシピ
昆布巻き
昆布だけを巻いてつくる、シンプルな昆布巻きです。調味料を数回に分けて加え、じっくりと味を含めます。
写真: 青山 紀子
エネルギー
/470 kcal
*全量
調理時間
/60分
*昆布を柔らかくする時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・日高昆布 80g
- *厚みと幅があるもの。
- ・かんぴょう (乾) 約20g
- 【A】
- ・酒 大さじ5
- ・酢 小さじ1
- ・砂糖 大さじ6
- ・しょうゆ 大さじ3
- ・みりん 大さじ2
- ・塩 少々
つくり方
1
昆布は1リットルほどの水にサッとくぐらせ、水けをきって柔らかくなるまでおく。水は紙タオルを敷いたざるでこしておく。
2
かんぴょうは水で洗い、塩少々をふってもむ。塩を洗い流して水けをきり、30cm長さに切る。
3
昆布はぬれぶきんで両面の汚れをふき、約7cm長さに切りそろえる(割りばしなどに7cmの目盛りを書いておき、昆布に当てて切ると長さが均一になる)。切り口を両端にして置き、2~3枚をずらしながら巻く。かんぴょうでゆるめに二巻きして結ぶ。
4
フライパンに3の結び目を下にして重ならないように並べ、落としぶたをして1の水をかぶるくらい注ぐ。【A】を加えて強火にかけ、煮立ったら、弱めの中火で30分間ほど煮る。
5
竹ぐしがスッと通るようになったら、砂糖、しょうゆの半量を加え、約15分間煮る。残りのしょうゆ、みりんを加え、汁けがほとんどなくなるまで煮含める。冷ましてから両端を切り落として形を整える。
全体備考
昆布は煮ると厚みが増すので、かんぴょうは昆布巻きに当てた中指ごと巻いてゆとりをもたせる。
きょうの料理レシピ
2008/12/09
正月料理【意外と簡単基本のおせち】
このレシピをつくった人
清水 信子さん
(1938~2021)東京生まれ。難しいと思われている日本料理を、時代の移り変わりとともに変わる素材や料理器具に合わせて、より簡単にわかりやすく、手早くつくれるように工夫して伝えた。懐石から惣菜まで、今の時代に合った調理法のおいしいレシピが好評。
つくったコメント