新じゃがとたらこのスパゲッティ
梅肉を使うと、すっきりと味が引き締まり、飽きのこないおいしさに。いつもと違うたらこスパゲッティです。
写真: 鈴木 誠一
*1人分
材料
(2人分)
- ・スパゲッティ (太さ1.6mm) 160g
- ・新じゃがいも 80g
- ・たらこ 100g
- ・梅肉 小さじ2
- ・エクストラバージンオリーブ油
- ・塩
つくり方
新じゃがいもは皮をむき、約1cm角に切る。たらこは薄皮から出し、ボウルに入れる。エクストラバージンオリーブ油カップ1/4を加えてよく混ぜ合わせ、ペースト状になったら梅肉も加えてよく混ぜる。
梅肉がたらこの風味を引き立てつつ、全体を引き締める隠し味に。
鍋に湯を沸かし、1%の塩を入れる。スパゲッティと新じゃがいもをいっしょに入れ、ゆでる。このとき、具材とスパゲッティを混ぜるボウルにゆで汁を少し入れるなどして、ボウルを温めておく。
新じゃがいもをゆでる時間は、6~7分間が目安。スパゲッティのゆで時間が長い場合は、時間差をつけてあとから入れる。
ゆで上げたスパゲッティと新じゃがいもは湯をきり、温めておいたボウルに入れる。1のたらこペーストを加え、ボウルの余熱で火を通すようにしてよく混ぜる。水分が足りなければスパゲッティのゆで汁大さじ1~2を加える。
【覚えておきたい「ゆで方の基本」】
1. たっぷり湯を沸かし、塩を入れる。
湯は、ゆでるパスタの重さの10倍以上の量(今回の場合、160gゆでるなら1.6リットル以上)が目安。沸騰したら、1%の塩(1.6リットルなら16g)を入れる。塩は下味と同時にコシを出す役割がある。
2. パスタを入れる。
パスタがくっつかないよう、放射状に入れ、手早く湯に沈める。袋の表示時間より1~2分間短くタイマーをセットする。
3. 再び沸騰するまで混ぜる。
ゆで始めは、くっつきやすいので全体を混ぜる。再び沸騰したら火を弱め、フツフツと静かに沸いている程度の火加減を保つ(その間は混ぜなくてもよい)。
4. ゆで加減を確認する。
セットしたタイマーが鳴ったら、1本とって指先でつぶすか、食べてみて確認する。真ん中に針くらいのしんが残っている程度が、ちょうどよいゆで加減。または、ソースに合わせた堅さにゆで上げる。
5. ざるに上げて湯をきる
パスタをざるに上げて湯をきる。このとき、ゆで汁はソースとパスタをからめるときに使用することがあるので、捨てずにとっておく。
このレシピをつくった人
笹島 保弘さん
京都のイタリア料理店のシェフ。関西のイタリア料理店数軒で修業した後、京都市内にイタリア料理店を開店。正統派イタリア料理と京都の食材を組み合わせたメニューで人気を博している。
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