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きょうの料理レシピ

さばの黄金焼き

卵の衣でコクを加えると、さばの力強い個性がまた引き立ちます。下味がついているので、そのままでも。

さばの黄金焼き

写真: 塩崎 聰

材料

(4人分)

・さば (三枚おろし) 2枚
【下味】
・しょうゆ 小さじ4
・みりん 小さじ4
・しょうが (すりおろす) 小さじ2
【衣】
・卵 (溶きほぐす) 2コ
・細ねぎ (小口切り) 1本
・塩 2つまみ
・トマトケチャップ 適量
・マヨネーズ 適量
・サラダ油 大さじ3
*全体で。
・小麦粉

つくり方

1

さばは中落ちのところにある小骨を取り、1枚を四つにそぎ切りにする。【下味】をからませ、水けを軽くふき取り、小麦粉を薄くまぶす。

2

【衣】の卵、ねぎ、塩を混ぜ合わせる。

3

フライパンにサラダ油大さじ1強を入れ、中火で熱したら、2を大さじ1広げる。半熟状になったら、さばの身側を下にしてのせ、焼く。同様に3~4コつくる。卵に焼き色がついたら裏返してふたをし、弱火にして4~5分間、皮側をこんがりと焼く。残りも同様にサラダ油をひき、焼く。

! ポイント

ふたをして蒸し焼きにし、さばにしっかりと火を通す。

4

器に盛り、ケチャップ、マヨネーズを添える。

全体備考

油を多めに入れるとコクが増すうえ、卵がふんわりと仕上がる。さばを半熟の溶き卵にのせれば、溶き卵にくぐらせて焼くより衣がきれいに仕上がる。

きょうの料理レシピ
2007/09/05 満喫!旬の味

このレシピをつくった人

奥村 彪生

奥村 彪生さん

(1937~2023)全国の郷土料理から世界各地に伝わる伝統料理まで、幅広く復元・研究した。洒脱な話術で、関西を中心にメディアで活躍し、多くのファンをもつ。日本と中国のめん、ならびに日本食文化史の研究家。

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