きょうの料理レシピ
たけのこと粟麩の梅煮
お総菜にも、おもてなしにも向くさっぱり煮物です。たけのこの皮で梅干しを包む、懐かしい味を思い出して。
写真: 佐伯 義勝
エネルギー
/110 kcal
*1人分
調理時間
/30分
*菜の花を水に浸す時間は除く。
材料
(4人分)
- ・新ゆでたけのこ 350g
- ・粟麩(あわふ) (生) 1/2本
- ・菜の花 8本
- 【煮汁】
- ・だし カップ2+1/2
- ・砂糖 大さじ1+1/2
- ・うす口しょうゆ 大さじ1
- ・みりん 小さじ2
- ・梅干し (小粒) 8コ
- ・木の芽 8枚
- ・かたくり粉 ごく少量
- ・サラダ油
- ・塩 1つまみ
つくり方
1
菜の花は1時間ほど水に浸す。
! ポイント
水に浸してからゆでると、葉と茎が同時にバランスよくゆで上がる。
2
たけのこは、穂先の柔らかいところは厚めのくし形に、根元の部分は1cm幅のいちょう形か半月形に切る。鍋に湯を沸かしてたけのこを入れ、再び煮立ったら約30秒間ゆで、湯をきる(霜降りという)。
3
粟麸は食べやすい大きさに切り、ごく少量のかたくり粉をまぶす。サラダ油を薄くひいたフライパンで、中火で両面をきつね色に焼く。
4
1の菜の花を、塩一つまみを入れた熱湯で色よくゆでて冷水にとる。
5
鍋に【煮汁】のだし、たけのこ、3の粟麩を入れて火にかける。煮立ったら砂糖を加え、3~4分間煮てから、ほかの調味料と梅干し6コを入れ、落としぶたをして弱火で4~5分間煮含める。
! ポイント
梅干の塩けも煮汁に出るので、塩けが強い場合は数を少なめにする。大粒を使う場合も数を減らす。
6
たけのこを食べてみて、味を含んでいたら梅干しを出して種を取り、果肉を戻す。水けをきってたけのこよりやや短く切った菜の花を加え、さらに1分間ほど弱火で煮る。器に盛りつけ、残り2コの梅干しと木の芽をあしらう。
全体備考
★器・近茶文庫
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2007/04/05
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このレシピをつくった人
柳原 一成さん
(1942~2022)江戸料理を伝える懐石料理の宗家。東京赤坂で料理教室を主宰。全国各地の郷土料理や伝統行事食に造詣が深い。
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