きょうの料理レシピ
大根のふりかけぬか漬け
塩漬けのような手軽さで、ぬかの風味がしっかり楽しめる横山家自慢の漬物です。信州では、天日で干した柿の皮を一緒に漬けるのが一般的。おかげでうまみと甘みがたっぷりの仕上がりに。
写真: 宮濱 祐美子
エネルギー
/190 kcal
*全量
塩分/14.6 g
*全量
調理時間
/10分
*漬ける時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・大根 1本(1kg)
- ・りんご 1/2コ(150g)
- ・柿の皮 50g
- *天日で1日干して乾燥させたもの。
- ・米ぬか (生) 100g
- ・粗塩 30g
つくり方
1
大根は皮をむいて長さを半分に切り、四〜六つ割りにする。りんごはよく洗って皮付きのまま縦半分に切り、薄切りにする。柿の皮はサッと洗って水けをきる。ボウルに米ぬかと粗塩を入れて混ぜ合わせる。
2
煮沸消毒した清潔な保存容器に1の米ぬかを薄くふり入れ、大根の半量を並べて、りんごと柿の皮を半量ずつのせる。さらに残った米ぬかの半量をふりかける。
3
残りの大根、りんご、柿の皮をのせ、残りの米ぬかをふりかける。押しぶたをして、大根の重さの3倍(約3kg)のおもしをする。
4
室内の暗くて涼しい場所(または冷蔵庫)で半日~1日おき、大根から水分が出てぬかがしっとりしてきたら食べごろ。ぬかをサッと洗い流して食べる(好みでりんごも食べても)。3日間たったらぬかから取り出し、別の保存容器に移して冷蔵庫で保存する。
全体備考
●保存
冷蔵庫に入れて早めに食べきる。
◆保存容器に残ったぬかは?◆
りんごと柿の皮を取り除き、新たに米ぬか100gと粗塩30gを加えて混ぜたものを同様にふりかけて再度漬けられる。3回ほど繰り返すと熟成したぬか床になり、一般的なぬか床として使える。
きょうの料理レシピ
2024/12/16
横山タカ子の信州手仕事だより 大根
このレシピをつくった人
横山 タカ子さん
長野市在住。さまざまなメディアやイベントで季節の家庭料理を紹介するとともに、地元の食文化を広める活動にも尽力している。
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