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きょうの料理レシピ

緑野菜のおひたし

さまざまな緑の野菜を、一つずつきちんとゆでるだけでごちそう。主役は野菜。ハムやえびのボイルを少し添えました。

緑野菜のおひたし

写真: 公文 美和

エネルギー /50 kcal

*1人分

塩分/0.8 g

*1人分

調理時間 /20分

*冷ます時間は除く。

材料

(4~5人分)

・さやえんどう (絹さや) 50g
・さやいんげん 100g
・そら豆 (さや付き) 300g(正味100g)
・えんどう豆 (さや付き) 200g(正味100g)
・グリーンアスパラガス 4~6本(150g)
・二番だし 全量
*全体備考参照。
・ハム 適宜
・ゆでえび 適宜
・ごまソース 適宜
*全体備考参照。
・マヨネーズ 適宜
*全体備考参照。
・塩

つくり方

1

絹さやは筋を取る。さやいんげんは食べやすい長さに切る。そら豆はさやから出し、包丁で真ん中に1か所切り込みを入れる。えんどう豆はさやから出す。アスパラガスは根元の堅い皮をむき、食べやすい長さに切る。ゆでる前にそれぞれ洗っておく。

! ポイント

そら豆はさやの中ほどを押して、えんどう豆はさやを開いて親指で押し出すようにして、豆を取り出す。

2

熱湯に塩適量を加え、1の野菜をそれぞれ順に強火でゆでて引き上げ、そら豆以外は冷水にとる。冷めたら水けをきってざるに上げ、器に入れる。そら豆はざるに上げて冷水をかけ、うちわであおいで冷まし、同様に器に入れる。

! ポイント

アクの少ない野菜から順にゆでる。色の変化をよく観察して、堅さや味をみながらちょうどよいタイミングで引き上げる。

3

二番だしに塩適量を加えて味を調え、2に注いで浸す。好みでハム、えびを添え、ごまソースまたはマヨネーズをつける。

! ポイント

だしは「飲んでちょうどいいと思うよりも少し塩けの強い味」に調える。

全体備考

◆「二番だし」の材料(でき上がり量約カップ2+1/2)とつくり方
1.鍋に水カップ3、昆布(約8cm四方)1枚、削り節10gを入れ、弱火~中火にかけて煮立たせる。
2.浮いてきたアクを取り、十分に煮立たせて火を止める。
3.昆布を除き、固く絞ったぬれ布巾をボウルにかぶせて2をあけ、ギュッと絞ってだしをこしとる。ボウルの底を冷水に当てて手早く冷ます。

◆ごまソースの材料(つくりやすい分量)とつくり方
練りごま(白)40g、砂糖小さじ2、塩1つまみをボウルに入れ、水大さじ2+1/2~3を堅さをみながら少しずつ加えて、よく混ぜる。
◎エネルギー280kcal(全量) ◎塩分1.0g(全量) ◎5分

◆マヨネーズの材料(つくりやすい分量)とつくり方
1.卵黄1コ分、フレンチマスタード10g、塩小さじ1/2をボウルに入れ、泡立て器で混ぜ合わせる。
2.好みの油*カップ1/2を計量カップに用意する。大さじ1を取り分けて1に少しずつ加え、ネットリするまで泡立て器でよく混ぜる。さらに計量カップから糸をたらすようにして、油を少しずつ加えながらよく混ぜる。絶えず混ぜながら油を少しずつ加え、乳化させる。
3.少し落ち着いたところで、米酢大さじ1/2、好みでこしょう適宜を加えて堅さをゆるめる。残りの油を同様に少しずつ加えながら、トロリとするまで混ぜる。
◎エネルギー870kcal(全量)◎塩分3.3g(全量) ◎10分
*ごま油(白)、オリーブ油など。

きょうの料理レシピ
2024/05/08 土井善晴のふつうにおいしいもん

このレシピをつくった人

土井 善晴

土井 善晴さん

おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。

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