手まりずし
数種類の刺身とあしらいの具を用意したら、みんなで自由にすし飯にのせて、まあるい形に。思い思いに彩られた手まりで、ハレの日のテーブルが華やぎます。
写真: 原 ヒデトシ
*1人分
*1人分
*スプラウトを昆布じめにする時間、すし飯を冷ます時間は除く。
材料
(4人分/24コ分)
- ・ご飯 (温かいもの) 720g
- *硬めに炊いたもの。
- 【すし酢】
- ・グレープフルーツジュース (果汁100%) 大さじ3
- *グレープフルーツの搾り汁でもよい。
- ・砂糖 大さじ2+1/2
- ・レモン汁 大さじ1+1/2~2
- ・塩 小さじ1+1/3
- 【刺身】
- ・たい 8切れ
- ・まぐろ 8切れ
- ・サーモン 8切れ
- 【あしらい】
- ・スプラウト (ブロッコリー) 1パック
- ・スプラウト (紫キャベツ) 1パック
- ・青じそ 適量
- ・柚子(ゆず)の皮 適量
- ・木の芽 適量
- ・とびこ 適量
- ・塩昆布 (細切り) 適量
- ・昆布 (10×15cm) 2枚
- ・しょうがの甘酢漬け (市販) 適宜
- ・酒
つくり方
昆布は多めの酒を含んだ布巾(または紙タオル)で両面を拭き、しっかりとしめらせる。スプラウト(ブロッコリー)の根元を切り落として昆布ではさみ、ラップでピッタリと包んで1時間ほどおく。
地味ながらいちばん手が込んでいるのが、スプラウトの昆布じめ。これを合わせれば、刺身自体を昆布じめにしたようなうまみが味わえる。
スプラウト(紫キャベツ)は根元を切り落とす。青じそは縦半分に切る。柚子の皮はせん切りにする。
【すし酢】の材料をよく混ぜ合わせ、砂糖と塩を溶かす。大きいボウルにご飯を入れ、【すし酢】をしゃもじに伝わせながら回しかけ、サックリと混ぜる。手早く冷まし、24等分にする。
かんきつ風味の特製【すし酢】を炊きたてのご飯になじませ、酸味がまろやかで香りのよいすし飯をつくる。
20×15cmくらいに切ったラップに3を1つずつのせ、包んで丸く整える。
4のラップを開き、すし飯の上に好みの【あしらい】を少量ずつのせ、【刺身】を1切れずつのせる。再びラップで全体を包み、強く握りすぎないように注意して端をキュッとひねり、形づくる。
すし飯を丸めるのも、具をのせて形づくるのも、ラップで包んで端をひねるだけでOK。
5のラップを開いて器に盛り、上にも好みの【あしらい】少々をのせる。あれば、しょうがの甘酢漬けを添える。
このレシピをつくった人
谷原 章介さん
俳優としてドラマや映画、舞台などに出演するかたわら、テレビ番組のキャスターやナレーターとしても活躍中。料理好きでも知られ、仕事の合間をぬって子育てと家族の夕食づくりに奔走する「やさしい父」の顔も持つ。
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