ねぎフライ
いつもは脇役のねぎを思いっきり主役にしたフライです。カリッとした衣に閉じ込められたねぎの甘みが、口の中にフワッと広がります。ビールにも、お弁当のおかずにもピッタリ。
写真: 野口 健志
*1人分
材料
(2人分)
- ・ねぎ 2本(200g)
- ・うずらの卵 (水煮) 8コ
- ・溶き卵 1コ分
- ・パン粉 適量
- ・キャベツ 2~3枚(150g)
- ・ウスターソース 適量
- ・小麦粉
- ・油
つくり方
ねぎは2~3cm長さに切る。うずらの卵は水けをきる。竹串1本に、ねぎ2切れ、うずらの卵1コを順に刺す。同様に計8本つくる。
皿やバットに小麦粉適量、溶き卵、パン粉をそれぞれ入れる。1に小麦粉をまぶし、溶き卵をよくからめてパン粉をつける。
卵液をからめるときは、バットを少し傾けるとつけやすい。
フライパンに油を7~8mm深さまで注ぎ、160℃に熱する。2の1/2量を静かに入れ、約4分間揚げる。途中、表面が固まってきたら返す。カリッとしてきつね色になったら引き上げ、油をきる。残りも同様に揚げる。キャベツは手で大きめにちぎる。器にねぎフライとキャベツを盛り、ウスターソースを添える。
◆ねぎは白い部分が堅く締まったものを選んで◆
ねぎは、長ねぎ、根深ねぎとも呼ばれ、白く長いのが特徴です。冬になると太くなり、甘みが増します。買うときは、白い部分の巻きがしっかりしていて、堅く締まったものがよく、青い葉の部分の色が濃くて鮮やかなものを選びましょう。保存するときは乾燥しないよう気をつけます。袋入りのものはそのまま、バラ売りのものは使いやすく切ってラップに包み、冷蔵庫の野菜室に入れます。
◆青い部分もおいしく活用◆
ねぎは白くて長い部分と先端の青い部分に分かれます。栽培するときに土をかぶせて日光を遮った部分は白く柔らかくなり、一般にねぎといえばこの部分を指します。青い部分はやや堅めですが、細かく刻んだり、加熱したりすると食べやすくなります。青い部分は土が入りやすいので、よく洗うことも忘れずに。柔らかさは色に比例するので、色の薄いところは白い部分と同様に使えます。先端の濃い部分は、肉や魚をゆでるときに香草として活用を。
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