豚の中華風角煮
外はカリッ、中はプルンとした豚肉にオイスターソースがからんで、和風の角煮とはまた違った味わいです。
写真: 野口 健志
*1人分
*1人分
*豚肉の粗熱を取る時間は除く。
材料
(2~3人分)
- ・豚バラ肉 (塊) 500g
- ・ねぎ (青い部分) 1本分
- ・チンゲンサイ 2株(240g)
- ・にんにく 1かけ
- ・しょうが 1かけ
- 【A】
- ・水 1リットル
- ・酒 大さじ3
- ・砂糖 大さじ3
- ・しょうゆ 大さじ3
- ・オイスターソース 小さじ1
- ・サラダ油
つくり方
豚肉は長さを半分に切る。鍋に水1.5リットル、ねぎ、豚肉を入れて強火にかけ、沸騰したらアクを除く。弱火で1時間ほど下ゆでをし、菜箸がスッと通るようになったら豚肉を取り出して粗熱を取る。
にんにく、しょうがは薄切りにする。1の豚肉はそれぞれ4等分に切る。フライパンにサラダ油小さじ2を中火で熱し、豚肉を入れて全面に焼き色をつける。
フライパンをサッと拭き、にんにく、しょうが、【A】を加えて強火にする。沸騰したら、オーブン用の紙の中央に穴を開けた落としぶたをして、弱めの中火で1時間ほど煮る。
チンゲンサイは四つ割りにし、軸の堅い部分に縦に切り込みを入れる。熱湯で1分間ほどゆでてざるに上げ、軽く水けを拭いて食べやすく切る。
3の落としぶたを取り、中火にする。煮汁が少なくなるまで煮詰めて器に盛り、チンゲンサイを添える。
◆ゆで汁の活用法◆
下ゆでしたあとの汁には豚肉のうまみが溶け出しているので、カレーや煮物などに使うとおいしさがUP。カレーの具材を煮るときに水と1:1の割合でゆで汁を加えると、コクが増して深みのある味わいになります。
※粗熱を取り、表面の脂とねぎを除き、冷凍用保存袋に入れる。冷凍庫で1~2週間保存可能。
このレシピをつくった人
今井 亮さん
京都府京丹後市の大自然に囲まれた地に生まれる。中華料理をはじめ、家庭料理得意とする料理家。京都市内、東京の中華料理店で修行を積み、料理家などのアシスタントを経て独立。
身近な食材に小技を効かせて、お店のような味を気兼ねなくつくれるレシピは幅広い年代から支持を得る。料理雑誌、書籍、テレビ、料理教室など幅広く活動し、1女の父としても家事、育児に奮闘。
つくったコメント