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きょうの料理レシピ

白菜ロールキムチ

日本で手に入りやすい食材と食べきれる量で、無理なくつくれる白菜キムチを紹介します。ロール状に小さくまとめた形が新鮮!空気に触れる面が少ないので、おいしさが長もちします。また、重ねたり小分けにしたりと、家庭に合わせた保存ができるのもうれしいですね。

白菜ロールキムチ

写真: 邑口 京一郎

エネルギー /280 kcal

*全量

塩分 /16.4 g

*全量

調理時間 /30分

*白菜を干す時間、塩漬けにする時間、キムチヤンニョムをなじませる時間、白菜の水けをきる時間、常温におく時間は除く。

材料

(つくりやすい分量)

・白菜 1/4コ(500g)
【A】
・水 カップ2+1/2
・粗塩 大さじ1
・粗塩 大さじ1
【キムチヤンニョム】
・粉とうがらし (中びきか粗びき/韓国産) 大さじ3
・アンチョビ (フィレ) 2枚(10g)
・好みの魚醬(しょう) 大さじ2
・おかゆ 大さじ2
*またはのり(全体備考参照)。
・たまねぎ (すりおろす) 1/6コ分(30g)
・りんご (皮をむいてすりおろす) 1/6コ分(30g)
・にんにく (すりおろす) 1/2かけ分
・きび糖 大さじ1+1/2
*または砂糖。
・大根 2cm(60g)
・細ねぎ 1本

つくり方

白菜を塩漬けにする
1

白菜は芯を斜めに切り落とし、1枚ずつにはがす。白菜を重ねたままざるにのせ、天日で3~4時間干す(途中、上下を返す)。

2

ジッパー付き保存袋に【A】を入れ、よく混ぜて粗塩を溶かす。白菜を重ねたまま入れて塩水となじませ、分量の粗塩をそれぞれの軸に均等にふる。

3

袋の空気を抜いて口を閉じる。バットにのせ、時々上下を返して常温に5~6時間おく。

【キムチヤンニョム】をつくる
4

アンチョビは包丁で細かくたたき、粉とうがらし、魚醬、おかゆ、たまねぎ、りんご、にんにく、きび糖とともにボウルに入れ、よく混ぜ合わせる。

5

大根はせん切りにし、細ねぎは2cm長さに切って4に加え、よく混ぜ合わせる。常温に20分間以上おいてなじませる(冷蔵庫に一晩〈6~8時間〉おいてもよい)。

白菜を漬ける
6

3の白菜をざるに上げて10~15分間おき、自然に水けをきる。葉の部分の水けを軽く絞る。

7

バットに白菜1枚を広げて、5のキムチヤンニョム適量を手で塗る。白菜をもう1枚広げて重ね、キムチヤンニョム適量を塗る。この作業を最後の1枚まで繰り返す。いちばん下の白菜の外側にもキムチヤンニョム適量を塗りつける。

! ポイント

とうがらしの辛み成分は刺激が強いので、調理用手袋を必ず着用する。

8

いちばん上の白菜から1枚ずつ、軸からクルクルと巻き、巻き終わりを下にして清潔な保存容器に入れる。

9

白菜にピッチリとラップをかぶせ、常温に一晩(6~8時間)おく。食べるときに端から一口大に切って器に盛る。

全体備考

◆おかゆのつくり方
白菜にからみやすくするためのとろみづけに使う。ご飯大さじ1と水大さじ2を小さな耐熱容器に入れてふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)に1分間かけてラップをしたまま冷ます。おかゆのかわりに、のり(下記参照)を使っても。

◆のり(おかゆの代用)のつくり方
小鍋に水大さじ5、米粉大さじ1/2を入れ、よく混ぜて中火にかける。沸騰してきたら火を弱め、とろみがつくまで混ぜながら加熱する。火を止めて冷ます。

●保存
冷蔵庫で約2週間。

◆キムチが酸っぱくなったら 煮キムチ◆
材料(つくりやすい分量)とつくり方
1.鍋に熟成したキムチ(酸っぱめのもの)200gを入れて砂糖大さじ2〜3を加え、砂糖が溶けるまでおく。
2.水をヒタヒタに注いで強火にかけ、沸いたら火を弱めてふたをし、汁けがなくなるまで煮る。
◎エネルギー130kcal(全量) ◎塩分5.8g(全量) ◎10分(砂糖が溶けるまでおく時間は除く)

きょうの料理レシピ
2023/12/25 はじめての手仕事

このレシピをつくった人

キム・ナレ

キム・ナレさん

韓国・仁川(インチョン)出身。日本の調理師専門学校で西洋料理を学び、イタリア料理店、地中海料理店勤務を経て独立。現在は東京都内で韓国料理教室を主宰。

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