クリスマスツリーのカップケーキ
小さなカップケーキにホイップクリームのデコレーションで雪が積もったもみの木を表現しました。カップケーキは甘さ控えめで素朴なおいしさ。たっぷりのクリームとのバランスが絶妙です。
写真: 宮濱 祐美子
*1コ分
*1コ分
*ケーキを冷ます時間、冷やす時間は除く。
材料
(直径7cmのマフィン型8コ分)
- 【カップケーキ】
- ・卵 (1コ分の正味が50g以上/冷蔵庫から出したてのもの) 2コ(110~120g)
- ・砂糖 60g
- ・薄力粉 100g
- ・ベーキングパウダー 小さじ1/4
- ・米油 40ml
- *またはサラダ油。
- ・牛乳 20ml
- 【ホイップクリーム】
- ・生クリーム (乳脂肪分42%程度) カップ1
- ・砂糖 15g
- ・好みのジャム 適量
- ・アラザン 適量
- ・トッピングシュガー 適量
- ・粉砂糖 適量
下ごしらえ・準備
1 型に紙ケースを敷く。
2 オーブンは180℃に温める。
つくり方
卵をボウルに割り入れて砂糖を加え、ハンドミキサー(高速)で4分間ほど泡立てる。
ミキサーの位置を固定し、ボウルを一定方向に回しながら泡立てると泡立ちやすい。
生地をすくい上げて落とし、積み重なった筋がしばらく消えないくらいになればOK。
冷蔵庫から出したての冷たい卵を使うと、しっかりと強度のある泡ができる。
低速のハンドミキサーで30秒間ほどかくはんし、生地のきめを整える。
薄力粉とベーキングパウダーを合わせ、ボウルにふるい入れる。
ふるっておいたものを加えると粉が沈みやすいので、ふるいながら加える。
泡をつぶさないように、ゴムべらでボウルの底から大きくすくって混ぜる。だいたい粉が見えなくなればOK。
別のボウルに米油と牛乳を入れて5の生地の一部を加え、泡立て器でしっかりと混ぜる。マヨネーズ状になったら5に戻し入れ、ゴムべらで大きく、ムラなく混ぜる。
紙ケースを敷いた型に等分に入れ、180℃のオーブンで20~25分間焼く。
中央を押して弾力が出ていれば焼き上がり。紙ケースごと型から出し、網の上で冷ます。
金属製のボウルに生クリームと砂糖を入れて底を氷(または氷水)に当て、ハンドミキサーで2~3分間泡立てる。
すくい上げたとき、短いツノが立つくらいが目安。
絞り出し袋に直径4~5mmの星形の口金をつけ、計量カップなどに立てて袋の口を折り返す。9のクリームを半量ほど入れ、空気を抜きながら先端まで押し込む。
一度に全量のクリームを入れると絞りにくいので、先に半量を入れ、絞る途中で少なくなったら残りを入れるとよい。
小さいナイフでケーキの中央を円すい形にくりぬき、ジャムと10の残りのクリームを小さじ1~2ずつ入れる。
くりぬいた生地を逆さまにしてのせ、その周囲に10のクリームを絞っていく。
口金の先端をケーキに軽く押しつけて絞り、斜め下にスッと引くのがコツ。
2周目は、1周目のクリームとクリームの間に絞る。3周目以降も同様に絞り、てっぺんは上に向けて絞る。
クリームが生地となじむまで、冷蔵庫で1~2時間冷やす。アラザンやトッピングシュガーを飾って皿にのせ、茶こしで粉砂糖をふる。
◆マフィン型
ここでは口径7cm、底面の直径5cm、高さ5cmのもの2コと、同じ大きさの6コ取りの型を使用。
◆アラザン・トッピングシュガー
砂糖やコーンスターチなどでつくられる、飾り用の糖衣菓子。色や形は好みのものを。
このレシピをつくった人
柳瀬 久美子さん
都内の菓子店やレストランに勤務した経験、4年間のフランス生活で身につけた技術とセンスを生かし、フレンチベースの菓子・料理教室を主宰。国際中医薬膳師の肩書も有する。
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