きょうの料理レシピ
黒豆
難しく思われがちな黒豆ですが、実は手順はシンプルです。ゆでこぼす手間はなく、コトコト炊くだけでつややかに美しく。長く煮すぎずに豆の風味を生かして、こっくりと奥行きある味わいに。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
エネルギー
/1490 kcal
*全量
塩分/6.7 g
*全量
調理時間
*4~5時間/黒豆を戻す時間、冷ます時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・黒豆 (乾) 1袋(250g)
- ・重曹 小さじ1/2
- ・塩
- ・砂糖
- ・しょうゆ
下ごしらえ・準備
黒豆を戻す(前日にしておく)
1 黒豆は洗ってざるに上げる。大きめの鍋に水2リットルを入れ、塩小さじ1/4、重曹を溶かす。黒豆を加え、一晩(6時間以上)おいて戻す。
つくり方
ゆでる
1
黒豆を入れた鍋を中火にかけ、沸きかけたら弱めの中火にする。やや沸いているくらいの火加減を保ち、時々アクを取りながら4~5時間ゆでる。
! ポイント
途中、湯が減ってゆで汁から豆が出そうになったら湯を500mlくらいずつ足す。
味つけをする
2
豆を指でつまんでムッチリとつぶれるくらい柔らかくなったら、砂糖150g、しょうゆ大さじ2を加える。煮汁から豆が出ない火加減を保ちながら、10分間煮る。火を止めてそのまま冷ます。
! ポイント
煮汁が少ないときは紙タオル(不織布タイプ)で落としぶたをするとよい。保存容器に移すときは、シリコン製の玉じゃくしやラップで覆ったスプーンですくうと、豆に傷がつかない。
全体備考
●保存
煮汁ごと保存容器に入れ、冷蔵庫で1週間。
きょうの料理レシピ
2023/12/11
半日でできる本格おせち
このレシピをつくった人
林 亮平さん
香川県出身。東京・南青山の日本料理店店主。家庭向けのレシピは「誰にでも覚えやすくて食べ飽きない味がいちばん」と、応用自在で理にかなった調理法を研究、提案している。
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