トマトファルシ
トマトファルシは南フランスの郷土料理で、いわゆる「トマトの肉詰め」のこと。旬のトマトの濃厚なうまみを丸ごと味わえます。酸味が程よくとぶので、トマトが苦手な方にもおすすめ!迫力のある見た目で、夏の食卓がグッと華やぎます。
写真: 木村 拓(東京料理写真)
*1人分
*1人分
材料
(3~4人分)
- ・トマト (大) 4コ(1kg)
- 【肉ダネ】
- ・合いびき肉 400g
- ・たまねぎ (みじん切り) 1/2コ分(100g)
- ・卵 1コ
- ・パン粉 大さじ2
- ・塩 (肉の重量の約0.8%) 小さじ2/3
- ・黒こしょう (粗びき) 適量
- ・牛乳 適宜
- *肉ダネが固ければ。
- ・好みのハーブ 適宜
- *ここではタイム、ローリエを使用。
- ・バターライス 適量
- *全体備考参照。
- ・塩
- ・オリーブ油
- ・黒こしょう (粗びき)
下ごしらえ・準備
1 たまねぎは耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジ(600W)に1分間かける。
2 オーブンは200℃に温める。
つくり方
トマトはヘタを大きめに切り落とす(ヘタはとっておく)。トマトの断面の果肉にグルリと包丁を入れ、スプーンで中身をくりぬいて中身を小鍋に入れる。残ったトマトの内側に塩を1つまみずつふり、バットなどに断面を下にしておく。
トマトの果肉の柔らかい部分を包丁で切り離す。水けをきるため、塩をふって断面を下にしておく。
【肉ダネ】をつくる。ボウルに【肉ダネ】の材料を入れ、粘りが出るまで手でしっかりと練って4等分にする。
1のトマトに2の【肉ダネ】を詰め、表面の凹凸を手でなめらかにしてヘタをのせる。耐熱皿に並べ、オリーブ油大さじ2をかけ、好みでハーブをのせる。200℃のオーブンで30分間焼く。
【肉ダネ】はなるべく空気を抜くように押し込みながら詰める。【肉ダネ】の表面をなめらかにしておくと、焼いている間に割れにくい。
1の小鍋に塩小さじ1/3強、黒こしょう適量をふって中火にかける。スプーンなどで堅いところをつぶしながら、ポッテリとするまで煮詰める。味をみて塩・黒こしょう各適量で調え、バターライスとともに3に添える。
種が気になれば、ざるでこすとよい。ソースになるので、煮詰めたあとにしっかり味がついているくらいまで塩で味を調える。
◆志麻さんちのバターライス◆
材料(つくりやすい分量)とつくり方
フライパンにバター15gを中火で熱し、たまねぎ(みじん切り)1/2コ分(100g)を入れて弱火でじっくりと炒める。しんなりとしたら米180ml(1合)を加えて中火にし、米が透き通ってきたら炊飯器の内釜に入れる。1合の目盛りまで水を注ぎ、普通に炊く。炊き上がったら混ぜ合わせる。
◎エネルギー650kcal(全量) ◎塩分0.3g(全量) ◎10分(米を炊く時間は除く)
このレシピをつくった人
タサン 志麻さん
「予約のとれない伝説の家政婦」として話題を呼び、各種メディアに出演。家庭に寄り添った、つくりやすいレシピが人気を呼んでいる。
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