きょうの料理レシピ
2色の溶けないアイス
寒天入りのアイスキャンディーは、シャリシャリ、フワッと不思議な食感。色はかき氷用のシロップを使います。子どもたちと一緒につくりながら科学を学べてアートも楽しめます!
写真: 野口 健志
エネルギー
/90 kcal
*1本分
塩分/0.1 g
*1本分
調理時間
/15分
*冷凍する時間は除く。
材料
(容量80mlの型6本分)
- 【寒天液】
- 【A】
- ・牛乳 カップ2
- ・粉寒天 4g
- ・グラニュー糖 40g
- ・色の違うかき氷用シロップ(2色) 各小さじ4(各20ml)
つくり方
1
【寒天液】をつくる。鍋に【A】を入れて中火にかけ、耐熱のへらで混ぜる。沸騰したら弱火にして1分間ほど煮立たせ、グラニュー糖を加えてさらに混ぜる。完全に溶けたら、火から下ろす。半量ずつに分け、それぞれに色の違うかき氷用シロップを加えて混ぜる。
! ポイント
寒天をしっかり煮立たせてからグラニュー糖を加える。吹きこぼれないように注意!
2
型の内側を水でぬらし、下半分に1の1色を注ぎ入れる。表面が少し固まったら、もう1色を上に注ぐ。
! ポイント
寒天液は室温で固まってくるので、容器を湯につけながら作業すると安心。
3
持ち手の棒を刺し、冷凍庫で4時間ほど冷やし固める。
! ポイント
製氷皿で冷やし固めれば、キューブ形の一口アイスに!
全体備考
◆サイエンスPoint◆
【寒天を入れると、溶ける温度(融点)が上がる!】
氷が溶ける温度は0℃ですが、固まった寒天液が溶ける温度は約80℃(メーカーにより異なります)。だから、寒天入りのアイスキャンディーは、30℃近い真夏の気温でも固まったまま!ダラダラと溶けないので、手を汚さずに食べられます。
◆「溶けないアイス」のつくり方はこちら◆
溶けないアイス
きょうの料理レシピ
2022/08/15
いちおしスイーツ
このレシピをつくった人
太田 さちかさん
オーダーメイドケーキの制作を手がけながら、子ども向けのワークショップを主宰。科学と製菓、芸術を融合させたユニークな視点が評判を呼び、さまざまなメディアで活躍中。
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