ふっくら照り煮チキン
子どもも大人も大好きな、甘辛い味つけの照り煮チキン。表面加工のしてあるフライパンなら焦がさずふっくら。お弁当にもぴったりのスピードおかずです。
写真: 宮濱 祐美子
*1人分
*1人分
材料
(2人分)
- ・鶏もも肉 (から揚げ用) 8切れ(250g)
- 【A】
- ・おろしにんにく (市販/チューブタイプ) 2cm分
- ・水 カップ1/3
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1
- ・ごま油 小さじ1
- ・ゆで卵 2コ
- *熱湯に卵を入れ、8分間ゆでたもの。
- ・ブロッコリー (小房に分けたもの。または冷凍) 4房(60g)
つくり方
フライパンに【A】を混ぜ合わせ、鶏肉を加えてサッとからめる。
1のフライパンにふたをして、中火にかける。沸いてきたら弱めの中火にし、5分間煮る。ふたを外し、鶏肉の上下を返す。
隙間があると水分がとびすぎてしまうので、蒸気穴がなく、フライパンとぴったり合う大きさのふたを使う。
ゆで卵とブロッコリーを2に加え、再びふたをして30秒〜1分間煮る。ふたを外して強火にし、フライパンを揺すりながら煮汁がトロッとするまで煮詰める。器に盛り、煮汁をかける。ゆで卵は好みで半分に切る。
ブロッコリーは火が通りやすいので、あとから加えて食感を残す。
◆フライパン1つで!冷たいフライパンから始める「コールドスタート」◆
表面加工のしてあるフライパンなら、材料を入れてから火にかけてもくっつかない。油はねが少なく、コンロが汚れにくいのもうれしい!
〈使うのはこれ!〉
表面加工のしてあるフライパン(直径24~26cm)+ぴったりのふた(蒸気穴のないもの)
〈慌てず、騒がず、落ち着いて準備!〉
1.冷たいフライパンに材料を入れる
2.ぴったりとふたをして火にかける
3.火が通りやすい材料はあとから加えて、でき上がり!
◆お助け食材◆
「チューブにんにく」
チューブ入りのおろしにんにくは、忙しい毎日の救世主。サッと使えて保存もきく。もちろん時間のあるときは、生のにんにくをすりおろしたり刻んだりして使うと、より風味豊かに仕上がる。
このレシピをつくった人
上田 淳子さん
調理師学校卒業後、同校で西洋料理職員を経て渡欧。スイス、フランスで3年間研さんを積む。帰国後、製菓の仕事を経て料理研究家へ。
自宅で料理教室を主宰する傍ら、欧州での修行や子育ての経験を活かし、雑誌、書籍、テレビ、広告の仕事に携わる。
双子の男の子の母としての経験を生かしながら、子どもの「食育」についての活動も継続中。
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