ミモザケーキ
イタリアで愛されるミモザの花に見立てた黄色いケーキ。スポンジとレモン味のクリームが織りなす、ふんわりやさしい味わいを楽しんで!
写真: NHK「グレーテルのかまど」
料理
辻󠄀調理師専門学校
材料
(直径18cm 1台分)
- 【スポンジ生地】
- ・全卵 (Mサイズ) 2コ分(100g)
- ・卵黄 (Mサイズ) 3コ分(60g)
- ・グラニュー糖 80g
- ・薄力粉 80g
- ・バター 25g
- 【生地用シロップ】
- ・シロップ 約50ml
- *砂糖20gを入れた水40mlを加熱し冷ます。
- 【カスタードクリーム】*つくりやすい分量
- ・牛乳 250ml
- ・卵黄 (Mサイズ) 3コ分(60g)
- ・グラニュー糖 75g
- ・薄力粉 25g
- ・サフラン 小さじ1/3
- ・ぬるま湯 10ml
- 【クリーム】
- ・カスタードクリーム 250g
- ・生クリーム 200g
- ・バニラエッセンス 適量
- ・レモン汁 15ml
下ごしらえ・準備
スポンジ
1 型にオーブン用の紙を敷く。
2 薄力粉をふるっておく。
3 バターを溶かしておく。
クリーム
4 サフランは、分量のぬるま湯につけて色出しする(30分間以上)。
組み上げ用
5 【生地用シロップ】をつくる。鍋に水と砂糖を入れ沸騰させ、氷にあてて冷ます。
つくり方
全卵と卵黄をほぐして、グラニュー糖を加えて混ぜる。湯せんにかけて混ぜながら人肌(約40℃)まで温める。
温まったら湯せんから外して、ハンドミキサーで泡立てる。
生地を落として8の字がゆっくりかけるくらいの状態になるまで。
低速のハンドミキサーで混ぜ、大きく粗い気泡を細かく整える。
薄力粉を加えて、粉けがなくなり少しツヤが出るまでゴムべらで切るように混ぜる。
熱い溶かしバターをゴムべらに当てながら回し入れムラなく混ぜる。
混ぜすぎると気泡がつぶれてふくらみが悪くなるので注意。
紙を敷いた型に流し入れ、180℃のオーブンで約30分間焼く。
焼けたらすぐに型から取り出し、冷ます。
鍋に牛乳とサフランを色出しした湯ごと入れて、沸騰直前まで温めておく。
ボウルで卵黄をほぐし、グラニュー糖を加えてしっかりと混ぜ合わせたら、小麦粉を加えて混ぜる。
1で温めた牛乳の1/3量を加えて溶きのばし、さらに残りの牛乳を加えてなじませる。
こしながら鍋に移す。中火で絶えず底から混ぜながら沸騰させ、さらっとした状態になるまで火を通す。
でき上がりの目安は、さらさらしている、ツヤがある、沸騰している。
清潔なバットに移して、ラップをして氷にあてて冷ます。
氷水にあてながら、生クリームをしっかり角が立つまで泡立てる。
分量(250g)の【カスタードクリーム】をボウルに入れて、クリーム状になるまで混ぜる。途中でバニラエッセンスを加える。
14に13を少し加えて混ぜ、なじんだら残りも加え混ぜる。最後にレモン汁を加えて混ぜる。
スポンジを1.5cmと1cmの厚さにスライスする。
土台になる1.5cmのスポンジに、はけでシロップを塗り、半分より少し多めの【クリーム】をのせてドーム状に整える。
1cmのスポンジをのせて覆い、スポンジのふちを押さえてドーム状に整え、表面にシロップを塗る。
ふちの断面をしっかりと下向きになるよう押さえるときれいなドーム状になる。
残りの【クリーム】を表面に塗る。
ナイフで残りのスポンジの焼き目を切り取り、黄色い部分だけをフードプロセッサーで細かくし、ケーキの表面全体にまぶしつける。
●食べごろと保存方法
冷蔵庫で保存して、なるべく早めにお召し上がりください。
グレーテルのかまど「愛をとどける ミモザのケーキ」より
【レシピ監修】辻󠄀調理師専門学校 大熊恵
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