ひな手まり
紅白の手まりに、小さな茶巾ずしを盛り合わせました。手まりずしの刺身は、どうぞお好みで。
写真: 鍋島 徳恭
*1人分
*1人分
*米をざるに上げる時間、炊く時間、薄焼き卵を冷ます時間は除く。
材料
(4人分)
- 【すし飯】
- ・米 360ml(2合)
- 【A】
- ・水 360ml
- ・昆布 (5cm四方) 1枚
- ・酒 大さじ1
- 【B】
- ・酢 大さじ4
- ・砂糖 大さじ1+1/2
- ・塩 小さじ1
- 【手まりずし用】
- ・まぐろ (刺身) 8切れ(100g)
- ・たい (刺身) 8切れ(100g)
- ・わさび (すりおろす) 適量
- ・木の芽 適量
- 【茶巾ずし用】
- ・卵 2コ
- ・ちりめんざんしょう (市販) 大さじ1~2
- ・みつば (サッとゆでる) 4本
- ・しょうがの甘酢漬け 適量
- ・砂糖 小さじ1
- ・塩 少々
- ・かたくり粉 小さじ1/2
- ・サラダ油 少々
つくり方
米は洗ってざるに上げ、30分間ほどおく。炊飯器の内釜に入れて【A】を加え、ざっと混ぜてすぐに炊く。
【すし酢】をつくる。耐熱容器に【B】を入れ、ラップをせずに電子レンジ(600W)に20秒間かけ、よく混ぜる。
加熱して砂糖を溶かし、酢の酸味をまろやかに!
調理台にラップを50~60cm幅に広げて敷く。同じ幅のラップをもう1枚、少し重ねて上に広げ、正方形にする。1が炊けたら、ラップの中央にのせ、2を回しかける。
しゃもじで切るように混ぜて1cmほどの厚さに広げ、うちわであおいで余分な水分をとばす。うち120gにちりめんざんしょうを加えて混ぜ、4等分にして丸める(茶巾ずし用)。残りは30gずつ丸める(手まりずし用)。
ボウルに卵を割りほぐし、砂糖、塩を加え、かたくり粉を倍量の水で溶いて加える。よく混ぜてこし器でこす。
表面加工のしてあるフライパン(直径20cm)にサラダ油を弱めの中火で熱し、卵液の1/4量を流す。表面が乾いてきたら上下を返し、反対側もサッと焼いて冷ます。残りも同様にし、計4枚焼いて冷ます。
手のひらにラップを広げて刺身を置き、わさび少々(たいにはわさび少々と木の芽)をのせる。手まりずし用のすし飯をのせてラップで包み、ひねって丸く整える。
薄焼き卵に茶巾ずし用のすし飯をのせてくるむ。みつばの茎で結び、余分は切り落とす。手まりずしとともに器に盛り、しょうがの甘酢漬けを添える。好みでふきの葉(分量外)をあしらう。
このレシピをつくった人
後藤 加寿子さん
茶道の家元の家に生まれる。日本料理の奥深い知識に裏打ちされた、シンプルかつ現代的な和食のレシピを提案。食育にも力を入れ、和食文化国民会議副会長を務める。
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