かんたんクリスマスケーキ
お店のようなふんわり&しっとりスポンジのクリスマスケーキをおうちでも。小さめサイズなら少ない材料で気軽に挑戦できます。
写真: 吉田 篤史
*全量
*全量
*スポンジを冷ます時間、休ませる時間、ケーキを冷蔵庫で冷やす時間は除く。
材料
(直径12cmの丸型1台分)
- ・卵 正味90g(約1+1/2コ分)
- ・砂糖 (上白糖) 45g
- ・薄力粉 (あれば製菓用のもの) 45g
- 【A】
- ・プレーンヨーグルト (無糖) 15g
- ・ごま油 (白) 10g
- *米油やコーン油などでもよい。
- 【シロップ】
- ・熱湯 大さじ1
- ・砂糖 (上白糖) 小さじ1
- 【クリーム】
- ・生クリーム (乳脂肪分42%前後) 200ml
- ・砂糖 (上白糖) 20g
- ・いちご (小) 1/2パック(100g)
下ごしらえ・準備
1 型の底と側面に、オーブン用の紙を敷く。
2 オーブンは160℃に温める。
3 フライパンの深さの1/3ほどまで水を入れ、中火にかけて鍋肌がフツフツとしてきたら火を止める(約80℃)。
4 【シロップ】の材料は合わせてよく混ぜ、砂糖を溶かして冷ましておく。
つくり方
ボウルに卵、砂糖を入れてハンドミキサーで軽くほぐす。約80℃の湯を入れたフライパンで湯煎にかけながら、ハンドミキサーの高速で泡立てる。卵液が人肌より温まったら(約40℃)湯煎から外す。
砂糖(上白糖)を使うと生地がしっとりする。
ハンドミキサーを持ち上げたときに生地がモッタリと落ちて、重なるくらいまで2〜3分間泡立てる。ハンドミキサーを低速に変え、さらに1分間泡立てる。
仕上げに低速で泡立てると、泡のきめが細かくなる。
薄力粉の半量をふるい入れ、ゴムべらで底からすくい上げるように混ぜる。粉っぽさがなくなったら残りの半量をふるい入れる。再び同様に混ぜ、粉っぽさがなくなったら、さらに10回混ぜる。
【A】を別のボウルに合わせ、なじむまで泡立て器で混ぜる。3をゴムべらで1すくい分加え、泡立て器でなじむまで混ぜる。
ヨーグルトを加えると、しっとりとした生地になる。
4を3のボウルに加え、ゴムべらで底からすくい上げるように、全体にムラがなくなるまで混ぜ合わせる。
油で泡が消えないよう、手早く混ぜる。
型に流し入れ、10cmほど上から台の上にトンと落として気泡を抜き、160℃のオーブンで30分間焼く。焼き色がつき、真ん中に竹串をゆっくり刺して生地がつかなければ焼き上がり。すぐに型ごと10cmほど上から台の上にトンと落とす。
焼いたあと台の上に落として熱気を逃がし、焼き縮みを少なくする。
型から外して網にのせ、側面の紙を外して冷ます。底の紙も外してポリ袋にふんわりと入れ、涼しい場所か冷蔵庫で2時間以上休ませる(前日に焼いておいてもよい)。
スポンジは厚みを半分に切る。いちごは洗ってヘタを除き、2/3量を縦半分に切って紙タオルで水けを拭く。
スポンジは定規を当て、回しながら少しずつ切るときれいに切れる。
【クリーム】をつくる。ボウルに生クリームと砂糖を入れ、底を氷水に当てながら、ハンドミキサーでたらしたときに重なるくらいの堅さ(七分(ぶ)立て)に泡立てる。別のボウルに1/3量を移し、ツノが柔らかく立つくらいの堅さ(八分立て)に泡立て器で整える。
8のスポンジの断面に【シロップ】を1/3量ずつ小さめのスプーンで塗る。下半分の断面に9の八分立ての【クリーム】適量を薄く塗って縦半分に切ったいちご適量を並べる。
上から八分立ての【クリーム】適量を塗っていちごを覆う。スポンジの上半分をのせ、いちばん上に残りの【シロップ】を塗る。八分立ての【クリーム】が残ったら、側面に薄く塗る。
ケーキの上に9の七分立ての【クリーム】の半量をのせ、ナイフで広げる。はみ出した【クリーム】は、側面にも広げるように均一に塗る。【クリーム】が足りなければ、残りの半量から適量を塗り足す。
小さめのテーブルナイフやパレットナイフを使い、クリームを広げながら平らにならす。
ジッパー付き保存袋を角から折り込んで三角形にし、テープでとめて絞り出し袋をつくる。12で残った七分立ての【クリーム】を堅め(八分立て)に泡立てて入れ、袋の先を1cmほど切り、ケーキの上に丸く絞り出す。残りのいちごを飾り、30分~1時間冷蔵庫で冷やす。
このレシピをつくった人
なかしま しほさん
からだと心が満足する、ナチュラルなごはんやおやつのレシピを提案。書籍や雑誌での執筆、カフェ、広告や映画などでフードコーディネートを行っている。
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