きょうの料理レシピ
黒豆
豆を調味液に浸して戻し、そのままコトコトと炊くだけ。ゆでこぼす手間もなく、初心者でも失敗が少ないつくり方です。
写真: 内藤 貞保
エネルギー
/1050 kcal
*全量
塩分/2.6 g
*全量
調理時間
/390分
*豆を調味液につける時間、味を含ませる時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・黒豆 (乾) カップ1(150g)
- 【A】
- ・ぬるま湯 カップ4
- ・砂糖 100g
- ・しょうゆ 大さじ1
- ・ブランデー 大さじ1
- *またはラム酒。
つくり方
豆を調味液につける
1
鍋に【A】を入れて混ぜる。黒豆はサッと洗って水けをきり、すぐに鍋に加え、涼しい場所に一晩おく。
! ポイント
豆を洗ってぬれたままおくと皮が破れやすくなるので、すぐに調味液に浸す。水分量を減らすと豆が戻りにくくなるので、分量を守って。
ごく弱火で煮る
2
1の鍋を中火にかけ、沸騰したらアクを取る。オーブン用の紙で落としぶたをし、煮立たせないようにごく弱火にして6時間(新豆の場合は2時間)以上煮る。
! ポイント
途中、豆が煮汁から出ないように適宜水を足し、アクが出てきたら取る。煮汁から豆が出ていると、しわが寄るので注意。
冷まして味を含ませる
3
1粒食べてみて柔らかくなっていたら、ブランデーを加えて火を止める。煮汁に浸したまま完全に冷まし、味を含ませる。
! ポイント
豆によって柔らかくなる時間が変わるので、食べてみて確かめるとよい。
全体備考
●保存
冷蔵庫で5日間、冷凍庫で1か月間。
※豆が汁に浸った状態を保つ。
きょうの料理レシピ
2021/12/22
大原千鶴の小粋な季節の食卓
このレシピをつくった人
大原 千鶴さん
京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。
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