きょうの料理レシピ
大根とにんじんの炒めツナなます
始末の知恵が詰まった炒めなますは、杉本家の「母の味」。野菜はむだなく皮ごと炒め、油揚げやツナを味出しに使います。
写真: 蛭子 真
エネルギー
／350 kcal
＊1人分
塩分／1.8 g
＊1人分
調理時間
／15分
材料
(2人分)
- ・大根 7〜8cm（180〜200g）
- ・にんじん 1/3本（60g）
- ・しめじ 1/2パック（100g）
- ・油揚げ 50g
- ・ツナ （油漬け/缶詰） 1缶（70g）
- 【A】
- ・酒 大さじ2
- ・砂糖 大さじ1+1/2
- ・うす口しょうゆ 小さじ2
- ・白ごま 小さじ2
- ・細ねぎ （小口切り） 適宜
- ・サラダ油 大さじ1
- ・塩 1つまみ
- ・酢 小さじ1＋1/2
つくり方
1
大根、にんじんはよく洗って皮付きのまま、3〜4cm長さに切る。にんじんは1cm幅、5mm厚さ、大根は1cm幅、7mm厚さの短冊形に切る。油揚げは紙タオルで余分な油を押さえ、3cm長さ、1.5cm幅に切る。
! ポイント
大根やにんじんは皮をむかずに使い、皮の歯ごたえや風味も楽しむ。
2
しめじは2〜3つに分け、石づきをギリギリのところで切り落とす。バラバラにほぐし、長いものは半分に切る。
! ポイント
捨てる部分は最小限に。しめじは軸を切りすぎないように注意。石づきの部分だけを切り落としてほぐす。
3
フライパンにサラダ油をひいてツナを油ごと加え、中火で熱する。にんじんを加えてサッと炒め、大根、しめじ、油揚げを加え、塩をふって炒め合わせる。
4
【A】を加えて混ぜ、ふたをして2〜3分間、時々混ぜながら蒸し炒めにする。ふたを取って酢をふり、汁けをとばしながら炒める。器に盛って白ごまをふり、あれば細ねぎを散らす。
きょうの料理レシピ
2021/10/22
伝えたい！始末のレシピ
このレシピをつくった人
杉本 節子さん
生家の京町家の保存活動をしながら、杉本家代々に伝わる記録を元に、京の食文化を研究。現在は「おばんざい」のむだを出さずに使いきる合理的なレシピに着目し、紹介に努めている。
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