きょうの料理レシピ
里芋まんじゅう
満月に見立てた丸い揚げまんじゅうに、たっぷりあんをかけました。さじですくうと、ホクっとした里芋の中から甘辛い牛肉が顔を出します。
写真: 内藤 貞保
エネルギー
/210 kcal
*1人分
塩分/2.5 g
*1人分
調理時間
/30分
*里芋の粗熱を取る時間は除く。
材料
(2人分)
- ・里芋 2~3コ(150g)
- ・牛切り落とし肉 50g
- 【A】
- ・酒 小さじ2
- ・しょうゆ 小さじ2
- ・砂糖 小さじ1
- 【B】
- ・だし カップ1
- ・かたくり粉 大さじ1
- ・うす口しょうゆ 小さじ2
- ・青柚子(ゆず)の皮 適宜
- ・塩 1つまみ
- ・かたくり粉
- ・揚げ油
つくり方
1
鍋に皮付きのままの里芋とかぶるくらいの水を入れる。菜箸がスッと通るまで中火でゆでて粗熱を取る。
2
里芋の皮をむいて、ボウルに入れ、マッシャーで粒がなくなってなめらかになるまでつぶす。塩を加えて混ぜる。
3
牛肉は細かく刻む。フライパンに牛肉と【A】を入れて中火にかけ、そぼろ状になるまでほぐしながら火を通す。まな板にラップを広げ、2の里芋の半量をのばす。牛肉の半量をのせ、茶巾絞りのように包んで丸める。もう1コも同様につくり、それぞれかたくり粉を薄くまぶす。
4
揚げ油を170℃に熱し、3を入れてうっすらときつね色に色づくまで中火で揚げる。油をきって器に盛る。
5
小鍋に【B】を入れて混ぜる。中火にかけて絶えず混ぜながらとろみをつける。4にかけて、あれば薄くそいだ青柚子の皮(へぎ柚子)少々をあしらう。
全体備考
◆里芋◆
中秋の名月のころは新芋の収穫時期にあたり、里芋を供えて収穫を祝うことから「芋名月」と呼ばれる。
きょうの料理レシピ
2021/09/17
大原千鶴の小粋な季節の食卓
このレシピをつくった人
大原 千鶴さん
京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。
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