きょうの料理レシピ
とうがんとあじの冷やし鉢
あじのうまみをたっぷり吸ったとうがんが、トロッと柔らかな冷やし鉢。冷やすほどにうまみがしみわたります。
写真: 内藤 貞保
エネルギー
/160 kcal
*1人分
塩分/2.2 g
*1人分
調理時間
/20分
*あじに塩をふっておく時間、粗熱を取る時間、冷蔵庫で冷やす時間は除く。
材料
(2人分)
- ・あじ (半身/三枚におろしたもの) 1/2匹分(160g)
- ・とうがん 1/4コ(400g)
- *皮とワタを除いて250g。
- ・だし カップ1
- 【A】
- ・酒 大さじ1
- ・うす口しょうゆ 大さじ1
- ・しょうが (すりおろす) 少々
- ・すだち (半分に切って種を除く) 1コ分
- ・塩 少々
- ・小麦粉
- ・ごま油 (白) 小さじ1
- *またはサラダ油。
つくり方
1
あじは塩をふり、冷蔵庫で30分間ほどおく。とうがんは皮とワタを除き、一口大に切る。鍋にとうがんとかぶるくらいの水を入れ、竹串がスッと通るまで下ゆでし、水けをきる。
2
あじの水けを拭き、小骨を抜いて長さを半分に切る。身が厚ければ、皮に縦に1本切り目を入れる。
3
あじに小麦粉を薄くまぶす。フライパンにごま油を中火で熱し、あじを皮から焼く。こんがりと焼き色がついたら取り出す。
4
フライパンを拭き、1のとうがん、だしを入れて中火にかける。沸いたら火を少し弱めて【A】を加える。あじを皮を上にしてのせ、ふたをして5分間煮て保存容器に移す。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
! ポイント
焼いたあじをとうがんにのせて煮て、ふっくらと火を通す。
●食べるときは
しょうがをのせて。すだちを添えて。
全体備考
●冷蔵庫で3日間保存可能。
きょうの料理レシピ
2021/07/02
大原千鶴の小粋な季節の食卓
このレシピをつくった人
大原 千鶴さん
京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。
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