きょうの料理レシピ
新じゃがのそぼろ煮
新じゃがいもは煮えやすいので、鶏ひき肉をだしにして、柔らかく火を通してください。甘みを含ませ、間をおいてしょうゆを入れます。青豆を加えて、かたくり粉か葛でとろみをつけます。
写真: 澤井 秀夫
エネルギー
/210 kcal
*1人分
塩分/1.3 g
*1人分
調理時間
/30分
材料
(3~4人分)
- ・新じゃがいも 4~5コ(500g)
- ・鶏ひき肉 100g
- ・えんどう豆 (さやから出したもの) 100g
- ・塩 適量
- ・砂糖 大さじ3
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・かたくり粉 大さじ2
- *昔ながらの力(りき)の強い上質なものを使うと、 とろみのつき方も味もよい。
つくり方
1
えんどう豆は塩を加えた熱湯で柔らかくゆで、ざるに上げて湯をきる。新じゃがいもは、皮をむいて一口大に切る。
2
鍋にじゃがいもとひき肉、水カップ2を入れて中火にかける。菜箸でひき肉をほぐし、煮立ったらアクを取る。落としぶたをして10分間ほど煮る。
3
砂糖を加え、落としぶたをして5分間ほど煮る。しょうゆを加え、落としぶたをしてさらに5分間ほど煮る。
4
1のえんどう豆を加える。
5
かたくり粉を同量の水で溶いて4に回し入れ、とろみをつける。
! ポイント
煮汁の煮詰まり加減で、水溶きかたくり粉の分量は変わる。ヒタヒタくらいで大さじ2~2+1/2を目安にして、ちょうどよいとろみ加減に調える。
全体備考
◆新じゃがいも◆
春から初夏に収穫された、掘ってから時間のたっていないじゃがいも。水分も多く煮えやすいので、じゃがいも料理に重宝する。
きょうの料理レシピ
2021/05/11
土井善晴のふつうにおいしいもん
このレシピをつくった人
土井 善晴さん
おいしいもの研究所代表。長年にわたる多様な食の経験から、和食文化の伝統を踏まえた一汁一菜を提案。新しい発想で料理を楽しくするきっかけをつくったと評価され、2022年度 文化庁長官表彰に選ばれる。各大学にて教授、講師も務める。
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