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きょうの料理レシピ

乾パンボトムのチーズケーキ

非常用に“とりあえず”ストックしてあることの多い乾パン。賞味期限が迫ったら、ゼラチンを使わないでつくれる、お手軽レアチーズケーキに。黒ごまが練り込まれた乾パンを使うと、香ばしく仕上がります。

乾パンボトムのチーズケーキ

写真: 木村 拓(東京料理写真)

エネルギー /350 kcal

*1コ分

塩分/0.4 g

*1コ分

調理時間 /20分

*クリームチーズを室温におく時間、冷蔵庫で冷やし固める時間は除く。

材料

(容量200mlのグラス5~6コ分)

・乾パン 2/3缶(60g)
・クリームチーズ 200g
・バター (食塩不使用) 60g
・砂糖 大さじ6
・生クリーム カップ1/2
・プレーンヨーグルト (無糖) 大さじ3
・レモン汁 大さじ1

下ごしらえ・準備

つくる前にしておくこと

1 クリームチーズは一口大にちぎってボウルに入れ、室温で柔らかくする。

2 バターは耐熱容器に入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)に40秒間ほどかけて溶かす。

つくり方

1

ポリ袋2~3枚を重ねて乾パンを入れ、麺棒でたたいて細かく砕く。さらに麺棒を転がしてやや粗い粉状にし、ボウルに移し、溶かしたバターを加えてゴムべらでなじませる。グラスの底に均等に入れ、スプーンなどで平らにならしておく。

! ポイント

乾パンは堅く、砕いているときにポリ袋が破れる可能性があるため、二~三重にしておくとよい。

2

クリームチーズをゴムべらでなめらかに練り混ぜ、砂糖を加える。泡立て器でダマがなくなるまで混ぜる。生クリーム、プレーンヨーグルト、レモン汁を順に加え、そのつどよく混ぜる。

3

1のグラスに2を均等に流し入れる。ラップをかけて冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。一晩おくと乾パンがしっとりとしてよりおいしい。

全体備考

~ストック食材~
■乾パン
保存、携帯のために堅く焼きしめたビスケットの一種。氷砂糖やあめが入っているものもある。賞味期限が長く調理の必要もないので、防災食として広く普及している。

◆乾パンに入っている氷砂糖を活用して◆
氷砂糖のホットレモン

きょうの料理レシピ
2021/03/09 いつも&もしもの防災レシピ

このレシピをつくった人

市瀬 悦子

市瀬 悦子さん

多くの料理研究家のアシスタントを経て独立。「おいしくて、つくりやすい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビなど幅広く活動中。身近な素材にちょっとした工夫を加えたレシピは、料理初心者からベテラン主婦をはじめ、幅広い層に人気。著書多数。

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