きょうの料理レシピ
たらでんぶ
やさしい甘さと自然な色は、手づくりならでは。ご飯にかけたり、のり巻きの具にもおすすめです。
写真: 原 ヒデトシ
エネルギー
/350 kcal
*全量
塩分/6.7 g
*全量
調理時間
/20分
*たらに塩をしておく時間、冷ます時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・生だら (切り身) 2切れ(200g)
- ・塩
- ・酒
- ・砂糖
- ・しょうゆ 大さじ2
つくり方
1
たらは塩小さじ2をふり、冷蔵庫に1時間ほどおいてからブツ切りにする。鍋に湯カップ4を沸かし、塩小さじ1/2と酒大さじ1、たらを加え、中火で中までしっかり火を通す。
2
たらを水にとって冷まし、水けを拭いて皮と骨を取り除く。さらしなどに包んですりこ木でたたく。水の中でもんでほぐし、さらにたたく。これを2~3回繰り返す。
! ポイント
たたいて身を細かくする→水で洗う、を繰り返す。水溶性のたんぱく質が流れて身がホロホロになる。
3
たらの水けを固く絞って鍋に入れ、中火にかける。酒大さじ1+1/2を加え、菜箸数本で空気を入れるようにしてほぐす。水けがとんだら砂糖40g、しょうゆ大さじ2を加え、焦がさないようにいって汁けをとばす。小骨が残っていれば取り除く。
4
ホロホロと細かくなり、汁けが完全にとんだら火を止め、紙タオルなどに広げて冷ます。砂糖小さじ2を全体にふり混ぜる。
! ポイント
細かくふんわりといり上げる。
全体備考
●保存
保存容器に入れて冷蔵庫で2週間。
きょうの料理レシピ
2021/02/08
おかず青年隊 俺たちの冬の切り身レシピ
このレシピをつくった人
柳原 尚之さん
江戸懐石近茶流嗣家(しか)。祖父・敏雄、父・一成より和の基本を伝授される。現在、英語で和食を教えるなど、日本料理をグローバルに広げる活動も積極的に行う。1979年生まれ。趣味は茶道とクレー射撃。NHKの時代ドラマ「みをつくし料理帖」の料理監修や大河ドラマ「龍馬伝」の料理所作指導、料理考証も担当。
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