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きょうの料理レシピ

バスク風チーズケーキ

焦げた外側はほろ苦く、中はトロリと柔らかな口当たり。スペイン・バスク地方のバルが発祥の大人気チーズケーキです。混ぜるだけで簡単。生地を揺らして焼き上がりを見極めるのがポイントです。

バスク風チーズケーキ

写真: 三木 麻奈

エネルギー /2190 kcal

*全量

塩分/2.3 g

*全量

調理時間 /40分

*冷ます時間、冷蔵庫におく時間は除く。

材料

(直径15cmの丸型【底が外れないタイプ。生地の底にしっかりと焦げ色がつけられる】1台分)

・クリームチーズ 220g
・グラニュー糖 100g
【A】
・卵 (M) 3コ(約150g)
・卵黄 (M) 1/2~1コ分(約10g)
・生クリーム (乳脂肪分45%以上のもの) 170ml
・レモン汁 小さじ1/2
【B】
・薄力粉 大さじ1弱(8g)
・コーンスターチ 小さじ1強(4g)

下ごしらえ・準備

1 クリームチーズは2cm厚さにならして耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをする。様子を見ながら電子レンジにかけ、常温より少し高めの温度(25~30℃)にして柔らかくする。使う直前まで乾かないようにラップをする。

! ポイント

指がスッと入る柔らかさが目安!

2 【A】はボウルに入れて泡立て器で混ぜ、常温(20〜22℃)に戻す。

3 生クリームは常温に戻す。

4 【B】は合わせてふるう。

5 オーブン用の紙を約30cm四方に切り、型より低くならないように、型に沿わせて敷き込む。折り返しで余った部分はそのままでよい。

! ポイント

側面はクシュッと敷けばOK!

6 オーブンは250〜260℃(焼く温度より20℃ほど高め)に温める。

つくり方

生地をつくる
1

ボウルにクリームチーズを入れてゴムべらで柔らかく練る。グラニュー糖を加え、泡立て器でボウルの縁に押しつけるように回し、よく混ぜる。

2

【A】の卵の約1/4量を加えて混ぜ、なじませる。残りの【A】を2回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。

3

2に生クリーム、レモン汁を順に加え、そのつど混ぜる。

4

別のボウルに3の約1/6量を入れ、【B】の粉を加えてよく混ぜ合わせる。これを3に戻し入れ、よく混ぜる。

生地を焼く
5

型に4を流し入れ、天板にのせる。予熱しておいたオーブンに入れ、240℃に設定する。上面に焦げ色がしっかりつき、生地の高さが2~3cm盛り上がるまで約20分間焼く。

6

作業用手袋をして、天板ごと型を揺すり(やけどに注意)、ユラユラと激しく揺れるようなら、さらに1~3分間焼く。焦げ色が濃くつき、揺れが少し緩やかになったら取り出す。

! ポイント

焦げ色がしっかりつくまでオーブンは開けないこと。240℃で焼き色がつかない場合は、250℃に上げ、様子を見ながら焼く。揺れなくなるまで焼くと、火が通りすぎるので注意。

7

型ごと網にのせて冷まし、ラップをして冷蔵庫に一晩(8時間)おく。紙ごと型から外し、焦げた生地が紙に残らないようにそっとはがす。温めたナイフで切り分ける。

きょうの料理レシピ
2020/11/25 いちおしスイーツ

このレシピをつくった人

小嶋 ルミ

小嶋 ルミさん

都内で洋菓子店、お菓子教室を経営。日本の女性パティシエの草分け的存在。シンプルで本物の味、心温まる味を追求したお菓子が評判。
中国語の本も多数出版され、中国のお菓子愛好家の間でも広く知れ渡る。最近では、中国人やタイ人を対象に、日本の菓子づくり教室も開催している。

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