きょうの料理レシピ
春キャベツとさわらの菜種煮
春を告げる魚の代表格、さわらと春キャベツの組み合わせは、この季節にしか出合えないぜいたくなおいしさ。仕上げに回し入れた卵を、菜の花に見立てた一皿です。
写真: 今清水 隆宏
エネルギー
/330 kcal
*1人分
塩分/2.6 g
*1人分
調理時間
/15分
材料
(2人分)
- ・春キャベツ 1/4コ(250)
- ・さわら (切り身) 2切れ(180g)
- 【A】
- ・だし カップ1+1/2
- ・うす口しょうゆ 大さじ1+1/2
- ・みりん 大さじ1
- ・砂糖 大さじ1/2
- ・溶き卵 1コ分
- ・木の芽 適量
- ・かたくり粉
- ・揚げ油
つくり方
さわらを揚げ焼きにする
1
さわらは斜めに4等分に切り、かたくり粉を薄くまぶす。フライパンに揚げ油を2cmの深さまで入れて170℃に熱し、さわらの両面を揚げ焼きにして7~8割火を通す。
! ポイント
油の量は、さわらが半分まで浸るくらいでOK。
キャベツをゆでる
2
キャベツはザク切りにし、サッとゆでてざるに上げる。
卵でとじる
3
鍋に【A】を入れて中火にかけ、1と2を加えて2~3分間煮る。溶き卵を回し入れて軽く混ぜ、ふたをして1~2分間したら火を止める。器に盛り、木の芽をあしらう。
! ポイント
卵は火を通しすぎないのがおいしさのコツ。トロッとした半熟状に仕上げる。
きょうの料理レシピ
2020/03/30
春キャベツ 使いきり!
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
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