きょうの料理レシピ
春キャベツのすき焼き丼
こってり濃厚な甘辛味と春キャベツの見事なハーモニー。軸は香り出し、外葉は彩りに、内葉は生のままご飯に敷いてと、3種のキャベツ使いが光るアイデア丼です。
写真: 今清水 隆宏
エネルギー
/900 kcal
*1人分
塩分/2.9 g
*1人分
調理時間
/15分
材料
(2人分)
- ・春キャベツ (軸・外葉を含む) 約1/6コ(160g)
- ・牛切り落とし肉 250g
- 【A】
- ・砂糖 大さじ1+1/2
- ・しょうゆ 大さじ2
- ・酒 大さじ1
- ・みりん 大さじ1
- ・粉ざんしょう 適量
- ・ご飯 (温かいもの) 適量
- ・卵 2コ
- ・サラダ油 小さじ2
つくり方
キャベツを切る
1
キャベツは、軸はみじん切り、外葉は細切り、内葉は小さめのザク切りにする。
! ポイント
部位別に切り分け、いろいろな食感を楽しむ。
軸と牛肉を炒める
2
フライパンにサラダ油を中火で熱し、キャベツの軸を1分間ほど炒め、牛肉を加える。肉の色が変わったら、【A】の砂糖をからめ、残りの【A】の材料を加えて味をからめながら煮る。
外葉を加える
3
煮汁が少なくなったら、キャベツの外葉を加えてさらに炒め、しんなりしたら粉ざんしょう少々をふる。
盛りつける
4
丼にご飯を盛り、キャベツの内葉を敷く。3をのせて真ん中をくぼませ、卵を割ってのせる。好みで粉ざんしょう少々をふる。
きょうの料理レシピ
2020/03/30
春キャベツ 使いきり!
このレシピをつくった人
斉藤 辰夫さん
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業後、同校で教職員として日本料理の教授となる。パリ、スイス、ワシントンでも料理に携わる仕事をした国際派の料理家。
その後、エコール辻東京で専任教授を務める。
枠にはまらないユニークで新鮮な発想とわかりやすい指導に、幅広い層のファンがたくさん。現在は東京・国立で料理教室『斉藤辰夫料理スタジオ』を開いているほか、テレビや雑誌、講演などで忙しい毎日を送っている。著書に『煮もの』・『焼きもの』『全プロセスつき!基本の和食!』(ともに主婦と生活社)、『おいしい和食の大事典200』『和英つき 和食の辞典』(ともに成美堂出版)、『斉藤辰夫のいちばんかんたんな和食』(NHK出版)など多数。
現在、『NHK WORLD 』 “DINING WITH THE CHEF“に出演中。
つくったコメント