ダブルれんこんのねぎ油あえ
れんこんは輪切りと棒状、ダブルの切り方で。酢を加えた湯で色よく、歯ざわりを残してゆで、ねぎをじっくり香ばしく炒めた油であえました。いくらでも食べ飽きないシンプルなおかずです。
写真: 邑口 京一郎
*1人分
*1人分
材料
(2~3人分)
- ・れんこん 200g
- 【ねぎ油】
- ・ねぎ 10cm
- ・ごま油 (白) 大さじ1
- *または、好みの油でよい。
- ・酢
- ・塩 小さじ1/4
- ・黒こしょう (粗びき) 適量
つくり方
れんこんはピーラーで皮を薄くむき、長さの半分のところまでを5mm厚さの輪切りにする。残りは縦に板状に切り、さらに縦に7~8mm幅の棒状に切る。ねぎは斜め薄切りにする。
れんこんは短くなると輪切りにしにくいので、先に半分を輪切りにして残りを棒状に切る。
深めのフライパン(または中華鍋)に湯を沸かして3%(1リットルにつき大さじ2)の酢を加え、1のれんこんを中火で8分間ほどゆでる。湯をしっかりときってボウルに入れ、塩をふってあえる。
酢水でゆでるとアクが抜けて白くなり、歯切れもよくなる。
2のフライパンをきれいにして、ねぎとごま油を入れ、弱火でじっくりと炒める。ねぎの水分がとんできつね色になり、香ばしい香りが出たら、2のれんこんにかけてあえる。器に盛り、黒こしょうをふる。
【おいしさ引き出す!ウーさんの れんこん こだわりの下ごしらえ】
◆薄く皮をむく◆
れんこんは深い泥の中で、でんぷんを蓄えながら育つ野菜。皮は黒ずんでいたり、加熱したときに色が悪くなったりするので、ひと皮むいて使うようにする。ピーラーを使えば、包丁より手早く簡単。色白に仕上げたい場合は、酢を多めに(湯1リットルにつき大さじ2くらい)加えた湯でゆでて使う。
◆穴に合わせて切る◆
れんこんは立ててまな板にのせ、断面の穴と穴を結ぶ線上を包丁で切ると、厚みのそろった板状になる。それを横に倒し、穴のくぼみに沿ってまっすぐ切れば棒状に。火を通すとホックリとして、繊維が糸を引くようなかみ心地が楽しく、煮物や炒め煮にぴったり。
◆こちらのレシピも参考に!◆
ダブルれんこんの粒マスタードあえ
ダブルれんこんの豆板醤(トーバンジャン)あえ
このレシピをつくった人
ウー ウェンさん
中国・北京で生まれ、1990年に来日。クッキングサロンを主宰している。シンプルな素材と調理法で、味わい深い家庭料理を生み出す名人であり、明るく親しみやすいキャラクターも人気。
つくったコメント