夏野菜のフライパンビビンバ
5種類の野菜ナムルをのせて香ばしく焼き、好みで卵をのせればでき上がりです。
写真: 竹内 章雄
*1人分
*1人分
*ズッキーニ、ゴーヤー、にんじんに塩をまぶしておく時間は除く。
材料
(2人分)
(ナムルはすべてつくりやすい分量。すべて冷蔵庫で2~3日間保存可能。)
- ・豆もやし 1袋(200g)
- ・ほうれんそう 1ワ(200g)
- ・白ごま 大さじ1
- ・ズッキーニ 1本(250g)
- ・黒ごま 大さじ1
- ・ゴーヤー 1本(250~300g)
- ・削り節 1袋(3g)
- *電子レンジ(300W)に約2分間かけてパリッとさせておく。
- 【A】
- ・ごま油 小さじ1~2
- ・塩 少々
- ・にんじん 1本(200g)
- 【甘酢】
- ・酢 カップ1/4
- ・砂糖 大さじ1
- ・塩 少々
- ・ご飯 (温かいもの) 500~600g
- ・白菜キムチ 適量
- ・卵 2コ
- ・はるみコチュジャン 適宜
- *全体備考参照。
- ・こしょう 少々
- ・塩
- ・ごま油 適量
- ・サラダ油 少々
つくり方
豆もやしはひげ根を取り、熱湯で約1分間ゆでる。冷水にとって冷まし、水けをよく絞る。ボウルに入れ、【A】とこしょうであえる。
にんじん以外のナムルの調味料【A】は共通。好みでにんにく(すりおろす)少々を加えても。
ほうれんそうは根元を切り落として5~6cm長さに切り、塩少々を加えた熱湯でゆでる。冷水にとって冷まし、水けを絞る。ボウルに入れて【A】であえ、白ごまを手のひらでつぶしながら加えて混ぜる。
ズッキーニはヘタを取り、縦半分に切る。スプーンで種を除き、斜め薄切りにする。ボウルに入れ、塩小さじ1/2をまぶして5~10分間おき、水けをよく絞る。ボウルに入れて【A】であえ、黒ごまを手のひらでつぶしながら加えて混ぜる。
ゴーヤーはヘタを取り、縦半分に切る。スプーンで種とワタを除き、斜め薄切りにする。ボウルに入れ、塩小さじ1/2をまぶして5~10分間おき、水けをよく絞る。ボウルに入れて【A】であえ、削り節を加えて混ぜる。
にんじんは5~6cm長さのせん切りにし、塩小さじ1/3をまぶして5~10分間おき、水けをよく絞る。ボウルに入れ、よく混ぜ合わせた【甘酢】を加えてあえる。
鉄鍋またはフライパンにごま油をなじませ、ご飯を鍋肌に貼り付けるように入れる。1~5のナムル各適量とキムチをのせて中火にかける。
ここでは直径20cmの鉄のフライパン2つを使用。全量を一度につくるなら、直径26cmのフライパンがおすすめ。
パチパチと音がしてご飯に焼き目がついてきたら、真ん中に卵を割り入れ、火から下ろす。または、別のフライパンにサラダ油を熱して目玉焼きをつくり、上にのせる。好みではるみコチュジャンを添え、熱いうちによく混ぜる。
辛みとうまみがアップ!
◆はるみコチュジャン◆
材料(つくりやすい分量)とつくり方
コチュジャン100g
粉とうがらし(粗びき)大さじ2~3
※韓国のとうがらしで辛みはおだやか。なければ、一味とうがらし小さじ1/2~1でもよい。
しょうゆ・みりん・砂糖 各大さじ2
にんにく(すりおろす)大さじ1
をよく混ぜ合わせる。
◎冷蔵庫で約1か月間保存可能。
このレシピをつくった人
栗原 はるみさん
料理やお菓子のアイデアいっぱいのレシピを提案し、幅広い年齢層のファンに熱い支持を得ている料理家。器選びやすてきな暮らし方など、生活全般にわたるセンスあふれる提案も人気で、テレビ、雑誌などで活躍中。著書も多数。2005年、料理本のアカデミー賞といわれる「グルマン世界料理本大賞」受賞の「Harumi’s Japanese Cooking」は世界十数か国で発売。2007年4月よりNHKワールド「Your Japanese Kitchen」で日本の家庭料理を世界に向けて発信。2013年4月より、NHKEテレ「きょうの料理」にレギュラー出演。
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