発酵たまねぎ
刻んだたまねぎに塩と水を加えて常温におくだけで、できあがり!毎日の料理に「ちょい足し」して楽しんでみてください。熱湯消毒などの下準備が不要なジッパー付き保存袋でつくるのが手軽な方法です。
写真: エレファント タカ
*全量
*全量
*発酵させる時間は除く。
材料
(つくりやすい分量。カップ2+1/2~3できる。)
- ・たまねぎ 正味400g
- ・塩 12g
- *たまねぎの重さの3%。
- ・水 カップ1/2
つくり方
たまねぎはみじん切りにし、ジッパー付き保存袋に入れる。塩を加え、外側からもんでまぶす。
水を加えて全体に塩を回し、空気を抜いて袋の口を閉じる。
バットなどにのせ、日の当たらない涼しい場所におく。春から夏なら1~3日間、寒い時季は、6日間ほど発酵させる。
汁が白く濁ってきたら味をみて、辛みがなくなり酸味が出ていれば、発酵した合図。清潔な容器に移し、冷蔵庫で保存する。
保存袋から保存容器に移すとき、容器から取り出して使うときは、清潔なスプーンを使用すること。
■たまねぎが汁に浸っている状態を保ち、冷蔵庫で約2週間保存可能。
~“だからおすすめ”発酵たまねぎ~
●刻んであるからすぐに使える
そのつど切ったり、水にさらす手間がない。
サラダやドレッシング、ハンバーグのタネやチャーハンに。
●じっくり加熱しなくてもうまみが出る
発酵させることで、うまみや甘みがアップ。
カレーやスープ、炒め物や自家製のたれなどに。
●まろやかな酸味で、さっぱりと食べられる
乳酸発酵により、やさしい酸味が生まれる。
肉料理や魚介の薬味、サラダなどのアクセントに。
●少ない調味料で深い味が出せる
たまねぎ本来の香味に酸味、甘み、うまみが加わるから、調味料をいろいろ足さなくてもおいしくなる。
●体の調子を整えてくれる
乳酸菌の働きによって腸内環境が整えられ、胃腸の調子がよくなる効果も期待できる。
このレシピをつくった人
濱田 美里さん
1977年 広島県生まれ。中医学から日本の郷土料理まで好奇心旺盛に幅広く探求する一方、現代の食卓に合った「和モダン」なレシピを発表している。現在は神戸にてオンライン料理教室や動画配信など行っている。
つくったコメント