きょうの料理レシピ
かしわの“じゅんじゅん”
具材を煮る音が“じゅんじゅん”と聞こえたことが料理名の由来。鶏肉を使い、滋賀県の名物の丁字麩(ちょうじふ)と赤こんにゃくを加えてすき焼き風に仕上げました。好みで生卵につけたり、しめにご飯やうどんを入れてもおいしい!
写真: 蛭子 真
エネルギー
/450 kcal
*1人分
塩分/3.5 g
*1人分
調理時間
/30分
材料
(2人分)
- ・鶏もも肉 300g
- ・たまねぎ 1/2コ(80g)
- ・ごぼう 1/4本(60g)
- ・丁字麩 2コ(約6g)
- *全体備考参照。手に入る麩でよい。
- ・赤こんにゃく (細切り) 60g
- *全体備考参照。手に入るこんにゃくでよい。
- ・わけぎ 40g
- ・みつば 適量
- 【A】
- ・だし カップ1+1/4
- ・みりん カップ1/2
- ・しょうゆ カップ1/4
- ・酒 カップ1/4
つくり方
1
丁字麩は半分に切って湯に10~15分間つけて戻し、水けをしっかり絞る。鶏肉は小さめの一口大に切る。たまねぎは繊維を断つように5mm厚さの薄切りにする。ごぼうはよく洗い、ささがきにする。赤こんにゃくはサッとゆでる。わけぎとみつばは5cm長さに切る。【A】は混ぜる。
2
鍋に鶏肉、たまねぎ、丁字麩、赤こんにゃく、ごぼうを並べて【A】を注ぎ入れ、中火で煮る。
! ポイント
すき焼きとは違い、肉は焼かず、ほかの食材と一緒に並べてから煮る。
3
たまねぎがクタッとしたら、真ん中にわけぎを加え、しんなりとしたらみつばを加えて軽く火を通す。
! ポイント
たまねぎがクタッとしたらわけぎを加える合図。みつばは最後にのせて香りを生かす。
全体備考
【じゅんじゅん】
琵琶湖周辺の一部地域に伝わる漁師料理。
【赤こんにゃく】
こんにゃくに鉄分を加えて赤色にしたもの。
【丁字麩】
滋賀県・近江八幡の名物。持ち運びに便利なようにと四角い形になったといわれる。
きょうの料理レシピ
2019/03/27
つくろう! にっぽんの味47
このレシピをつくった人
川西 豪志さん
近江八幡市出身。湖国・近江の食文化を見つめ直しながら、伝統の味、郷土の味を積極的に取り入れた料理を広く発信している。
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