セロリのさっぱり炒め
春のセロリはみずみずしく、香りも穏やかです。風味の強いスパイスとの相性も抜群。もやしと一緒にシャキッと炒めて、最後にレモンをひと搾りすれば、さっぱりとしていくらでも食べられます。
写真: エレファント タカ
*1人分
*1人分
材料
(2人分)
- ・セロリ 100g
- ・もやし 1袋(200g)
- ・にんにく 1/2かけ
- ・クミン (ホール) 小さじ1/2
- ・黒こしょう (粗びき) 小さじ1/4
- ・レモン (くし形に切る) 1/8コ分
- ・サラダ油 大さじ1
- ・塩 小さじ1/4
- ・しょうゆ 少々
- ・ごま油 少々
つくり方
セロリは5~6cmの長さ、5mm幅の斜め薄切りにする。にんにくは横に4等分に切り、芯を除く。
フライパンにサラダ油とにんにく、クミンを入れて弱めの中火でじっくりと熱し、焦がさないように時々揺すりながら香りをたたせる。クミンから細かい泡が出てきたら、セロリ、もやしを順に加え、強火にしてサッと炒める。
クミン(ホール)は、油に香りを移す。
塩、しょうゆ、黒こしょうをふって混ぜ、味を調える。レモンを搾り、ごま油を加え、サッと混ぜて器に盛る。
黒こしょうは、仕上げのアクセントに!
仕上げのレモンの酸味で、スパイスの風味がいっそう引き立つ。
【クミン】
カレー粉の主原料の1つ。インドをはじめ南アジアの料理には欠かせないスパイスで、プチッとした歯ざわり、強い芳香とほろ苦さが特徴。ホールのクミンの香りをたちやすくし、素材になじみやすくするためには、すりこ木などで粗くつぶすか、包丁で粗く刻むとよい。
【ターメリック】
カレー粉の黄色のもとになる、粉状のスパイス。油に溶けると鮮やかに発色する。入れすぎたり熱しすぎると土くささが出るものもあるので注意。
【黒こしょう】
粉のこしょうは辛みがダイレクトに感じられるが、粗びきは、豊かな香りと歯ざわりが楽しめる。ミルでひきたてを味わうのもおすすめ。
スパイスは風味がとばないように、しっかりと密閉できる容器に入れ、日の当たらない涼しい場所で保存するとよい。
このレシピをつくった人
カワムラ ケンジさん
大阪府在住。10代のころよりさまざまな飲食の現場で経験を積み、編集、執筆、イベント企画も手がけるマルチな料理人として活躍している。
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