きょうの料理レシピ
いちごの黒ごま豆腐
葛粉を使った精進料理に欠かせないごま豆腐と、いちごを組み合わせた新しい味。さわやかないちごの甘みと、黒ごま特有のコクがマッチして、黒みつとの相性もバツグンです。黒と赤の色合いも素敵。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/200 kcal
*1人分
塩分/0.1 g
*1人分
調理時間
/30分
*ごま豆腐の粗熱を取る時間、冷蔵庫で固める時間は除く。
材料
(約11×14×4.5cmの 流し函<かん>1コ分/4人分)
- ・いちご 6~10コ
- ・葛粉 20g
- 【A】
- ・水 カップ3/4
- ・無調整豆乳 カップ1
- ・粉寒天 2g
- ・きび糖 25g
- ・塩 1つまみ
- ・練りごま (黒) 35g
- ・黒みつ 適量
- *黒砂糖75gと水カップ1/2をとろみがつくまで煮詰め、 冷ましたもの。
つくり方
1
いちごはヘタを取って縦半分に切る。流し函をサッと水でぬらし、いちごの断面を下にして並べる。
! ポイント
断面を下にすると、いちごが安定し、形よくつくれる。
2
ボウルに葛粉と水カップ1/4を入れ、塊があれば指先でつぶしながら溶く。
3
鍋に【A】を入れて中火にかける。沸騰したら火を弱め、1~2分間混ぜながら煮る。練りごまを加え、全体がなめらかになるまで混ぜ合わせる。2をざるでこしながら加えて中火にし、鍋底が焦げないように注意しながらへらでよく混ぜ、約3分間煮る。とろみがついたら火から下ろし、熱いうちに1に流し入れる。
! ポイント
小さくポコポコ泡が立つくらいの火加減で、ダマをつくらないように丁寧に練る。
4
深めのバットに氷水をはり、3をつけて素早く冷ます。粗熱が取れたら表面にラップをし、冷蔵庫で約2時間冷やす。しっかり固まったら取り出し、水でぬらした包丁で好みの大きさに切って器に盛る。黒みつを添える。
全体備考
【いちご】
奈良県産の品種「古都華(ことか)」。果皮はつやのある赤色で香りと甘みが強く、濃厚な味わい。
きょうの料理レシピ
2019/02/27
つくろう! にっぽんの味47
このレシピをつくった人
小倉 聡さん
大阪府生まれ奈良県育ち。社会人経験のあと、調理師専門学校、レストランで中国料理を学び、中国での研修を経て店をオープン。地産地消に取り組み、家庭でできる中国料理を多数提案している。
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