きょうの料理レシピ
ハムカツ
昭和30年代のハムといえば“プレスハム”。衣にはしょうゆを加えたバッター液を使い、高温でカリッと揚げます。気がつくと1枚ペロリ。食べすぎ注意のおいしさ。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/490 kcal
*1人分
塩分/2.6 g
*1人分
調理時間
/20分
*ゆでた野菜の粗熱を取る時間は除く。
材料
(2人分)
- ・プレスハム (塊) 1.2cm(120g)
- *ロースハム(薄切り)で代用可。その場合は3枚を重ねて1組にする。チョップドハムでもよい。
- 【バッター液】
- ・小麦粉 60g
- ・溶き卵 1コ分
- ・水 大さじ1+1/2
- ・砂糖 小さじ1
- ・しょうゆ 小さじ1/2
- ・重曹 小さじ1/2
- *ベーキングパウダーで代用可。
- ・パン粉 (乾/細かめ) 適量
- 【ポテトサラダ】
- ・じゃがいも 1+1/2コ(200g)
- ・たまねぎ (1cmの角切り) 1/4コ分(50g)
- ・キャベツ (芯を取り、3cm四方) 1枚分(40g)
- ・にんじん (いちょう形に切る) 40g
- ・マヨネーズ 適量
- ・塩 少々
- ・こしょう 少々
- ・揚げ油
つくり方
1
【ポテトサラダ】をつくる。じゃがいもはゆでて皮をむき、粗くつぶす。たまねぎ、キャベツ、にんじんを同じ湯で柔らかくゆでて粗熱を取る。じゃがいもと合わせ、塩・こしょう各少々をふり、マヨネーズであえる。
2
ボウルに【バッター液】の材料を混ぜ合わせる。プレスハムは3mm厚さに、計4枚に切り、【バッター液】にくぐらせて、パン粉をまぶす。
! ポイント
【バッター液】は、ハムにしっかりまとわせるため、やや堅めで粘りが強い。
3
揚げ油を180℃に熱して2を入れ、こんがりと色づく程度に揚げる。ハムカツを食べやすく切って器に盛り、【ポテトサラダ】を添える。
全体備考
◎プレスハム◎
塩漬けした豚肉、牛肉、馬肉などを、でんぷんなどのつなぎと香辛料、調味料とともに練って加熱したハム。
きょうの料理レシピ
2019/01/22
じぃじの四季
このレシピをつくった人
奥村 彪生さん
(1937~2023)全国の郷土料理から世界各地に伝わる伝統料理まで、幅広く復元・研究した。洒脱な話術で、関西を中心にメディアで活躍し、多くのファンをもつ。日本と中国のめん、ならびに日本食文化史の研究家。
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