きょうの料理レシピ
下野(しもつけ)ご飯
かんぴょうは食物繊維やカルシウム、カリウムなど、栄養面でも優秀な乾物。名産地、栃木の旧国名・下野から名づけました。うまみを吸ったかんぴょうの、独特の食感が主役の混ぜご飯です。
写真: 工藤 雅夫
エネルギー
/440 kcal
*1人分
塩分/1.8 g
*1人分
調理時間
/60分
*かんぴょう、干ししいたけを戻す時間は除く。
材料
(4人分)
- ・ご飯 (炊きたて) 茶碗(わん)4杯分
- ・かんぴょう (20cm長さ) 10本
- ・干ししいたけ (大) 3枚
- ・にんじん 40g
- ・鶏もも肉 150g
- 【A】
- ・だし カップ3/4
- ・しょうゆ 大さじ2+1/2
- ・砂糖 大さじ1+1/2
- ・みりん 大さじ1+1/2
- ・酒 大さじ1
- ・みつばの茎 (サッとゆでて刻む) 適量
- ・塩 適量
- ・サラダ油 大さじ2
つくり方
1
かんぴょうは塩でもんで繊維を柔らかくし、洗う。たっぷりの水に20分間つけて戻し、つめが立つまで20~30分間柔らかくゆでる。洗って水けを絞り、1cm長さに切る。
2
干ししいたけもたっぷりの水に半日ほどつけて戻す。石づきを切り落とし、さいの目形に切る。にんじんは薄いいちょう形に切る。
3
鶏肉は余分な脂を除き、2cm角に切る。鍋にサラダ油を熱し、中火で鶏肉を炒める。色が変わったら1と2を加え、油をなじませる。
4
【A】を加え、煮立ったらざるにあけて具と煮汁に分ける。鍋に煮汁を戻し、半量程度になるまで煮詰めたら具を戻し入れる。ざっと混ぜ、煮汁がなくなるまでさらに煮詰める。
! ポイント
煮汁だけで加熱すると早く煮詰まり、肉が堅くなることもない。
5
ぬれ布巾で湿らせた盤台(またはボウル)にご飯と4を入れサックリと混ぜて器に盛る。みつばを散らす。
きょうの料理レシピ
2018/10/08
ばぁばの四季
このレシピをつくった人
鈴木 登紀子さん
(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。
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