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きょうの料理レシピ

いわしのつみれ汁

新鮮ないわしでつくることが肝心です。口の中でほろっとくずれるように柔らかく、驚くほど上品でおいしいだしが出ます。

いわしのつみれ汁

写真: 今清水 隆宏

エネルギー /110 kcal

*1人分

塩分/1.6 g

*1人分

調理時間 /35分

材料

(2~3人分)

・いわし 3~4匹(300g)
・ねぎ 1/3本
・溶き卵 1/2コ分
・昆布 (5cm四方) 1枚
・みそ 大さじ1/3
*仙台みそのような辛口のみそがよい。
・酒 少々
・しょうゆ 少々
・塩 少々

つくり方

1

いわしは手開きにし(全体備考参照)、中心の皮と身の間に人さし指を入れて左右に開き、皮をひく。向きを変えて反対側も同様にし、身を2枚に分ける。ねぎは縦半分に切り、2cm長さに切る。

2

1のいわしを粗みじん切りにしてから、包丁でたたいて細かくする。

3

2をすり鉢に移し、ねっとりするまでよくする。みそを加えてさらにすり、溶き卵を加え、よくすり混ぜる

4

鍋に水カップ3と昆布を入れて火にかけ、煮立ったら弱火にし、3をスプーンで小さめの一口大にすくって落とし入れる。途中でアクを取りながら、12~13分間ほど煮る。酒・しょうゆ・塩で味を調え、ねぎを加えてサッと煮る。

全体備考

◆いわしの手開きのしかた◆
1.いわしはウロコを取り、流水で洗う。左手でエラの辺りを持ち、右手の親指で頭の付け根を押さえ、中骨を折って頭を取り外す。
2.そのまま右手の人さし指を内臓のところに入れて腹を破り、内臓を取り出してよく洗う。
3.頭がついていたほうを手前にして左手で持ち、右手親指を頭のほうから中骨の上に入れる。背の際まで指をすべらせて尾のほうに向かって開く。
4.尾を左にしてまな板の上に置き、尾の付け根で中骨を折る。右手で中骨を持ち、左手で身を押さえながら、頭のほうに向かって骨を外す。
5.両側の腹骨を包丁ですき取る。

きょうの料理レシピ
2018/10/02 きちんと ちゃんと 秋の定番

このレシピをつくった人

野口 日出子

野口 日出子さん

都内で料理教室主宰。懐石料理から中国料理まで幅広いレパートリーを持つ。


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