きょうの料理レシピ
うずみ豆腐
京の精進、添菜。細長く切った豆腐とご飯を鳥の巣に見立てたもの。消化がよく、体が温まるので、夜食やかぜの時にもどうぞ。
写真: 松島 均
エネルギー
/190 kcal
調理時間
/20分
材料
(4人分)
- ・木綿豆腐 1丁(500g)
- 【つゆ】
- ・水 カップ2
- ・だし カップ1
- *昆布巻きの煮物の下ゆで汁。なければ水でもよい
- ・うす口しょうゆ 大さじ3+1/2
- ・塩 少々
- 【水溶きかたくり粉】
- ・かたくり粉 大さじ1
- ・水 大さじ1
- ・ご飯 200g
- ・のり (せん切り) 適宜
つくり方
1
豆腐は水けをきり、うどんのように細長く切る。
2
鍋につゆの材料を合わせて温め、水溶きかたくり粉を加え、とろみをつける。
3
2に豆腐を加えて火にかけ、豆腐が浮き上がってきたら火を止めて、つゆとともに器に盛る。
! ポイント
鳥の巣のように真ん中をあけて、豆腐を盛る。
4
3に湯で洗ってぬめりを取ったご飯を加え、のりをのせる。
! ポイント
ぬめりを取ったご飯は器の中央に盛る。
きょうの料理レシピ
2004/11/02
京の精進 一汁一菜
このレシピをつくった人
西川 玄房さん
京都の大本山妙心寺・東林院住職。竜安寺に弟子入りし、瑞竜寺にて修行。老師の隠侍(老師の世話をする役)として仕え、精進料理を覚える。1984年に東林院の住職となる。人々に禅寺を開放、宿坊として精進料理を供するほか、精進料理教室も主宰し、禅の教えを説く。また、1月「小豆粥で初春を祝う会」、6月「沙羅の花を愛でる会」、10月「梵燈のあかりに親しむ会」などの諸行事も開かれ、通称「沙羅双樹の寺」と云われる。
つくったコメント