じゃがいももち
いろいろな料理の付け合わせやおやつ、お弁当のおかずにもぴったり。冷凍もできるので、つくりおきにおすすめ。
写真: 上山 知代子
*1枚分
*1枚分
*生地の粗熱を取る時間は除く。
材料
(直径6cm×15~16枚分)
- ・じゃがいも (大) 3コ(約600g)
- ・粗塩 少々
- ・かたくり粉 約大さじ1
- ・オリーブ油
つくり方
じゃがいもは、芽があれば倒すようにして、できるだけ皮に傷をつけないように除く。皮付きのまま鍋に入れ、たっぷりの水を注いで強火にかける。沸騰したらごく弱火にしてゆっくりゆでる。
じゃがいもの周りから小さな泡が出て、水面が静かにゆらゆらしているくらいの、沸騰寸前の火加減を保つ。普通~大きめのサイズで1時間くらいを目安に。湯が減ったら熱湯を適宜足す。
竹串がじゃがいもの中心まで抵抗なくスッと刺さるくらいまで柔らかくなったら、熱いうちにタオルなどで包みながら皮をむく。すり鉢(またはボウル)に入れ、すりこ木でつぶす。
じゃがいもはゆで上がったものから取り出す。やけどしないように指先を水で冷やしながら、熱いうちに皮をむく。すりこ木でひと突きすると、ホロッと簡単にくずれるくらいまで柔らかくゆでたら、なめらかにつぶす。
かたくり粉を加え、粉っぽさがなくなるまでよく混ぜる。手のひらでキュッと握ると、まとまるくらいの堅さが目安。
かたくり粉が少なめだとじゃがいも本来の粘りが楽しめ、多めだとモチッとしたお餅のような食感に近づく。好みでOK。
台の上にラップを広げ、生地の半量をひとまとめにして置く。ラップで包んで、転がしながら直径約6cmの円柱形に整える。ぴっちり包んで両端を結ぶ。残り半量も同様に包む。そのまま粗熱を取る。
焼くときに割れやすくなるので、生地に空気が入らないようにまとめ、ラップで包む。
じゃがいももちの生地を1cm強の厚さに、6枚分切る。
フライパンにオリーブ油大さじ1を強火で熱し、隙間をあけて5を並べる。
香ばしい焼き色がつくまで火加減しながらジリジリと焼き、フライ返しでそっと裏返す。油が足りなければ適量を足し、弱火にして裏面もこんがり焼く。仕上げに粗塩をふる。
【保存】
冷蔵庫で1週間、冷凍庫で約1か月間。冷凍の場合は、半解凍して堅いまま切り、すぐに焼く。
このレシピをつくった人
高山 なおみさん
レストランのシェフを経て、料理家になる。素材の力を生かしたシンプルな料理が得意。日々の暮らしの中で、無理なく自然に料理をし、食べることを楽しんでいる。書籍、雑誌、テレビなどを活動の拠点とする。
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