きょうの料理レシピ
とうがんとえびの冷やし吉野仕立て
小さめに切ったとうがんに、削り節とえびのだしを煮含ませ、仕上げにとろみをつけたのどごしのよい一品です。上品なうまみが口の中に広がります。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/90 kcal
*1人分
塩分/2.3 g
*1人分
調理時間
/25分
*粗熱を取る時間、冷蔵庫で冷やす時間は除く。
材料
(2人分)
- ・とうがん 正味250g
- ・えび (冷凍/殻付き/無頭) 4匹(正味約70g)
- ・オクラ 2本
- ・削り節 1つかみ(約8g)
- 【A】
- ・うす口しょうゆ 小さじ1
- ・みりん 小さじ1
- ・塩 小さじ1/2
- ・しょうが (すりおろす) 適宜
- ・塩
- ・かたくり粉
つくり方
1
とうがんは3cm厚さの輪切りにし、皮を切り落とす。スプーンで種とワタを取り除き、1.5cm幅の放射状に切る。オクラは塩少々を加えた湯でサッとゆで、1mm厚さの輪切りにする。削り節はだし用の紙パックに入れておく。かたくり粉大さじ1+1/2に水大さじ2を加え、混ぜ合わせておく。
! ポイント
とうがんの堅い皮は、切り落とすようにむけば簡単!
2
えびは殻をむいて背ワタを取り除き、かたくり粉大さじ1をまぶして流水で洗う。水けを拭いて、粗みじんに切り、さらに包丁で細かくたたく。
! ポイント
たたきすぎると粘りが出るので注意。
3
鍋に水カップ2と1の削り節の紙パックを入れて中火にかけ、沸騰したら紙パックを菜箸でよく絞って取り出す。
4
3に2のえびを加え、菜箸でほぐす。1のとうがんを加え、再び沸騰したら弱火にし、約10分間煮る。
! ポイント
竹串がスーッと通るまでゆでる。
5
とうがんに透明感が出たら【A】を加えて味を調え、混ぜながら1の水溶きかたくり粉を回し入れ、とろみをつける。火を止め、粗熱が取れたら冷蔵庫で約30分間冷やす。器に盛り、1のオクラと好みでしょうがをのせる。
きょうの料理レシピ
2018/07/10
じぃじの四季
このレシピをつくった人
奥村 彪生さん
(1937~2023)全国の郷土料理から世界各地に伝わる伝統料理まで、幅広く復元・研究した。洒脱な話術で、関西を中心にメディアで活躍し、多くのファンをもつ。日本と中国のめん、ならびに日本食文化史の研究家。
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