きょうの料理レシピ
青梅の蜜煮
砂糖で大事に大事に煮た青梅は、まるで翡翠(ひすい)のよう!梅にしっかり針うちすること、ふたをせず弱火で煮ること、この2つのポイントで、皮が破れにくくなります。
写真: 内藤 貞保
エネルギー
/1080 kcal
*全量
塩分/0.8 g
*全量
調理時間
/40分
*青梅のアクを抜く時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・青梅 500g
- ・砂糖 250g
- ・塩 小さじ1
つくり方
1
青梅はよく洗い、紙タオルで水けを拭く。なり口のヘタを竹串で取り、皮全体に針を刺す。種に針が当たるまで深く、1コにつき60か所くらい刺す。
! ポイント
清潔な縫い針4~5本を箸数本に糸とテープで固定したものをつくって使うと、効率的に刺せる。
2
青梅をホウロウまたはステンレスの鍋に入れ、かぶるくらいの水を注ぎ、塩を加える。火にかけて、決して沸かさないように弱火を保ち、梅が少し柔らかくなるまで10分間ほど煮る。
! ポイント
湯の温度が80℃以上になると皮が破れやすくなるので注意。
3
梅がつぶれないように網じゃくしですくい取り、たっぷりの水に放す。このまま6時間ほどおいてアクを抜く。
4
青梅をそっと手で取り出し、ホウロウまたはステンレスの広口の鍋に、重ならないように並べる。
5
砂糖を入れて、ヒタヒタの水(約250ml)を注ぐ。厚手の紙タオルをのせ、沸かさないように10分間ほど弱火を保って煮る。
6
そのまま粗熱を取り、清潔な保存瓶に移す。
全体備考
【食べ頃】
1週間後からおいしく食べられる。
【保存】
冷蔵庫で1年間。おせち料理の一品にもおすすめ。
きょうの料理レシピ
2018/06/04
大原千鶴の おいしいの素(もと)
このレシピをつくった人
大原 千鶴さん
京都・花背の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。料理研究家、また二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。
つくったコメント