甘夏ケーキ
アーモンドふうみのしっとり生地に、甘夏のほろ苦さがアクセントです。水きり豆乳レモンが爽やかな軽さに仕上げる、春らしいケーキ。
写真: 新居 明子
*全量
*全量
*甘夏にはちみつをかけておく時間、甘夏のはちみつ煮を冷ます時間、生地を冷ます時間は除く。
材料
(約12×約12×高さ約6cmの紙型1台分)
- 【甘夏のはちみつ煮】
- ・甘夏 1/2コ(100g)
- *好みの国産のかんきつ類でもよい。
- ・はちみつ 大さじ2
- 【A】
- ・アーモンドパウダー 40g
- ・ベーキングパウダー 小さじ1(4g)
- ・重曹 小さじ1/3
- 【B】
- ・きび糖 50g
- ・塩 1つまみ
- ・菜種油 50g
- *またはごま油(白)。
- ・米粉 (製菓用) 80g
下ごしらえ・準備
つくる前にしておくこと
1 紙型をつくっておく(全体備考参照)。
2 オーブンを170℃に温めておく。
つくり方
甘夏は洗って水けを拭き、6mm厚さの半月形に切る。鍋に並べ、はちみつをかけて水分が出るまで20分間ほどおく。弱火にかけ、沸騰したらふたをして5~6分間煮て火を止め、冷ます。
はちみつをかけてしばらくおき、甘夏から出た水分だけで煮る。
飾り用に5~6枚を別に取り分け、残りはザックリと粗く刻む。
ボウルに【A】の粉類を入れ、泡立て器で混ぜておく。
別のボウルに【B】を入れて泡立て器で混ぜる。菜種油を少量入れて混ぜ、なじんだら残りの菜種油を加え、とろみがついて油分が表面に浮かなくなるまで混ぜる。
4に米粉を加えて混ぜる。続いて3を加えて手早く混ぜ、刻んだ【甘夏のはちみつ煮】を加え、ゴムべらで手早く混ぜる。
ベーキングパウダーがかんきつの酸に反応してふくらむので手早く混ぜる。
天板に紙型をのせてから、5を紙型に流し込んで表面をゴムべらでならす。天板ごと軽く台に数回落として空気を抜く。
生地の上面に飾り用にとっておいた【甘夏のはちみつ煮】を並べる。
飾り用の【甘夏のはちみつ煮】をきれいに並べる。
170℃に温めたオーブンで40~45分間焼く。網に紙型ごとのせて冷まし、紙型を広げて取り出す。
◆オーブン用の紙型のつくり方◆(できあがり寸法 約12×約12×高さ約6cm)
~包装紙などでつくる卓上折り紙箱と同じ要領で~
1オーブン用の紙を約25×33cmの長方形に切る。
2四つ折りにし、折り目が右と上になるように置く。
3左の角を広げ、三角形のように折る。裏返して反対側も同様に折る。
4左端を右端に重ねて面を変える。続いて両面とも両端を中心に向かって半分に折る。
5下の辺を2回折り上げ、反対側も同様に折る。
6折り上げた部分を開き、型にする。
《保存》
保存容器に入れて冷蔵庫で2日間。
はちみつを使うので、1歳未満の乳児には与えないでください。
同じ生地でもう一品
甘夏チョコケーキ
このレシピをつくった人
白崎 裕子さん
神奈川県・葉山の海辺に建つ古民家にて、オーガニック料理教室「白崎茶会」を主宰。
小麦粉、卵、乳製品をつかわない、お菓子やパンのレシピを、日々、考案している。
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