きょうの料理レシピ
スペアリブと里芋の煮物
砂糖は鍋肌でカラメル状にしてからめると、こってりとした色と甘みがつきます。スペアリブの骨から出るだしも、深いうまみのもとになります。
写真: 野口 健志
エネルギー
／410 kcal
＊1人分
塩分／1.9 g
＊1人分
調理時間
／60分
材料
(2～3人分)
- ・豚スペアリブ 6本
- ・里芋 6コ
- ・ねぎ 1/2本
- ・しょうが 1かけ
- ・にんにく 1かけ
- 【A】
- ・紹興酒 カップ1/3
- ＊または酒
- ・しょうゆ 大さじ2強
- ・八角 1コ
- ＊あれば。
- ・塩
- ・サラダ油 小さじ1
- ・砂糖 大さじ2
つくり方
1
里芋は上下を少し切り落として縦に皮をむき、大きければ半分に切る。塩小さじ1/2をまぶしてよくもみ、ぬめりを洗い流して水けをきる。
! ポイント
里芋を油で炒めてから煮る場合は、下ゆでしてぬめりを取らなくても、塩もみして洗い流す程度で十分。
2
ねぎは2cm長さに切る。しょうがは薄切りにする。にんにくは縦に半分に切る。
3
フライパンにサラダ油を中火で熱し、スペアリブを並べ入れ、両面に焼き色をつける。出てきた脂が多ければ紙タオルで取り、里芋を加えてサッと炒める。
4
鍋肌に砂糖を加えて溶かし、カラメル状になったら全体に混ぜる。【A】と2の香味野菜を加え、水をヒタヒタに注ぐ（カップ1+1/2～2が目安）。
5
沸騰したらアクを取って弱めの中火にし、ふたを少しずらしてかぶせ、30～40分間、時々混ぜながら煮る。肉が柔らかくなったらふたを取って火を強め、汁けをとばしながら全体にからめる。
全体備考
【八角】
中国料理でよく使われる星形のスパイス。独特の甘い香りをもち、効果が強いので入れすぎないように注意し、食べるときは取り除く。
きょうの料理レシピ
2017/11/08
秋の煮物はこれで決まり！
このレシピをつくった人
髙城 順子さん
幅広いジャンルの料理に精通し、本格的な味を誰にでもつくりやすいレシピで提案。野菜のおいしさを引き出す料理が得意。「きょうの料理ビギナーズ」の監修を2年半務める。
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