きょうの料理レシピ
手羽元の黒酢煮
黒酢の効果で、照り、つや、うまみは豊かなのに脂っぽくなく、さっぱりと食べやすい味わいです。ゆっくり煮込むと肉が柔らかくなり、身ばなれもよくなります。
写真: 野口 健志
エネルギー
/240 kcal
*1人分
塩分/2.2 g
*1人分
調理時間
/60分
材料
(2~3人分)
- ・鶏手羽元 6本
- ・ねぎ 1本
- ・しょうが 1/2かけ
- ・ゆで卵 2コ
- ・チンゲンサイ 2株
- 【A】
- ・黒酢 カップ1/4
- ・しょうゆ 大さじ2強
- ・紹興酒 大さじ2
- *または酒。
- ・サラダ油
- ・砂糖 大さじ1
- ・塩 少々
つくり方
1
ねぎは5cm長さに切る。しょうがは皮をむいて薄切りにする。ゆで卵は殻をむく。
2
フライパンにサラダ油大さじ1/2を中火で熱して鶏手羽元を入れ、全体に焼き色をつける。鍋肌に砂糖を加え、溶けて茶色っぽくなったらサッと混ぜ、ねぎとしょうがを加える。
! ポイント
砂糖はカラメル状にすると、香ばしさとコクが出る。焦がしすぎないように注意。
3
【A】を加え、水をヒタヒタに注ぐ(カップ1+1/2~2が目安)。沸騰したらアクを取り、オーブン用の紙で落としぶたをして、ふたを少しずらしてかぶせ、弱火で15~20分間煮る。ゆで卵を加え、さらに15~20分間煮る。
4
煮る間に付け合わせをつくる。チンゲンサイは軸と葉に分け、軸は縦に二つ〜三つ割りにする。鍋に湯を沸かして塩・サラダ油各少々を加え、軸を先に、葉をあとから加えてサッとゆで、湯をきる。
5
3のフライパンのふたと落としぶたを取って中火にし、煮汁にとろみがつくまで時々混ぜながら火を通す。器に盛り、チンゲンサイを添える。
全体備考
【黒酢】
アミノ酸が多く酸味がまろやかでコクのある酢。国産のものは玄米や米、中国産はもち米やコーリャン、麦など多彩な原料からつくられ、風味も少し違う。
きょうの料理レシピ
2017/11/08
秋の煮物はこれで決まり!
このレシピをつくった人
髙城 順子さん
幅広いジャンルの料理に精通し、本格的な味を誰にでもつくりやすいレシピで提案。野菜のおいしさを引き出す料理が得意。「きょうの料理ビギナーズ」の監修を2年半務める。
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