きょうの料理レシピ
牛肉とにんじんのビール煮
ビールのほのかな苦みが、複雑で深いうまみを生み出し、仕上げのマスタードが味を引きしめます。ビスケットもポイント。程よい甘みと、とろみをプラスします。
写真: 野口 健志
エネルギー
/460 kcal
*1人分
塩分/2.1 g
*1人分
調理時間
/45分
材料
(4人分)
- ・牛肉 (シチュー用/角切り) 450g
- ・にんじん 2本
- ・たまねぎ (大) 1コ
- ・ビール カップ1+1/4
- ・顆粒(かりゅう)スープの素(もと) (洋風) 大さじ1/2
- ・ローリエ 1枚
- ・フレンチマスタード 大さじ4
- *からしの粒をすりつぶしてぶどう果汁などを加えた、ペースト状の調味料。和がらしと比べて酸味があり、辛みはマイルド。
- ・ビスケット (プレーンタイプ) 5~6枚
- ・パセリ (みじん切り) 適宜
- ・塩
- ・こしょう
- ・小麦粉
- ・サラダ油 大さじ1
つくり方
1
牛肉は塩・こしょう各少々をふり、小麦粉を薄くまぶす。
2
にんじんは1~1.5cm厚さの輪切りにし、太いところは半月形に切る。たまねぎは3cm角に切る。
3
厚手の鍋にサラダ油を強めの中火で熱し、1の牛肉を焼きつけるようにして炒める。全体に焼き色がついたらふたをして中火にし、時々混ぜながら5分間ほど炒める。
! ポイント
全体に香ばしい焼き目をつけてから、ふたをして蒸し炒めに。肉の汁けが出てきたら、鍋底をこそげて混ぜるとよい。
4
2の野菜を加えてサッと炒め合わせ、再びふたをする。時々ふたを取って混ぜながら約10分間、ゆっくりと蒸し炒めにする。
5
野菜から水けが出てきたらビールを注ぎ、スープの素とローリエを加え、3分間ほど中火で煮立ててアルコール分をとばす。
6
再びふたをして弱火にし、肉が柔らかくなるまで15~16分間煮込む。マスタードと砕いたビスケットを加えて混ぜ、ビスケットが溶けてとろみがついたら、塩・こしょう各適量で味を調える。器に盛り、好みでパセリを散らす。
きょうの料理レシピ
2017/11/07
秋の煮物はこれで決まり!
このレシピをつくった人
塩田 ノアさん
料理研究家の母、塩田ミチルさんのもとで料理を学び、イタリアでさらに研さんを積む。2004年よりパリでフランスのおいしいものと出会う日々を送り、現在はパリと東京を往復しながらの暮らし。各国の料理のよさをとり入れながら、家庭でもつくりやすいように考えられたレシピが人気。
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