きょうの料理レシピ
かぶのそぼろ煮
かぶの煮物は素材を生かしてうす味が身上。上品な鶏そぼろあんに、たっぷりのつゆしょうがと針しょうがで、香りと食感をきかせて仕上げます。どこかほっとする、やさしい家庭のお味です。
写真: 工藤 雅夫
エネルギー
/90 kcal
*1人分
塩分/1.4 g
*1人分
調理時間
/20分
材料
(4~5人分)
- ・かぶ (小) 5コ
- ・鶏ひき肉 200g
- *皮と脂を取って二度びきしたものがよい。
- ・だし カップ2
- 【A】
- ・砂糖 大さじ2
- ・うす口しょうゆ 大さじ2
- ・酒 大さじ1
- ・みりん 大さじ1
- ・塩 少々
- ・しょうが汁 大さじ1/2
- ・しょうが (大/せん切り) 1かけ分
- ・かたくり粉 大さじ1+1/2
つくり方
1
かぶは茎を3cmほど残して切り落とし、流水の下で付け根の汚れを竹串でかき出し、皮をむく。縦半分に切り、3~4分間ほどゆでて水にさらし、水けをきる。
! ポイント
茎を残して煮るときは、かぶの付け根に包丁を縦に浅く入れ、下から上に向かってむき上げると、きれいに皮がむける。
2
鍋にだしとひき肉を入れ、中火にかける。すぐに菜箸4本を使ってほぐし、軽く火を通してアクを取る。【A】とかぶを加えてアルミ(はく)で落としぶたをし(かぶは煮くずれやすいので、軽いアルミ箔を使う)、弱めの中火で4~5分間煮る。
3
かたくり粉大さじ1+1/2を同量の水で溶いて回し入れ、とろみをつけて火を止める。器に盛り、しょうが汁をふり、しょうがのせん切りを添える。
きょうの料理レシピ
2017/11/06
秋の煮物はこれで決まり!
このレシピをつくった人
鈴木 登紀子さん
(1924~2020)青森県生まれ。都内で料理教室を主宰。本格懐石から毎日の惣菜まで、味わい深く凛とした盛りつけの和食を伝える第一人者。テレビのバラエティー番組でも活躍。
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