肉じゃが
盛りつけにひと工夫。じゃがいもと牛肉を皿の中で分けて盛れば、メインディッシュとして楽しめます。牛肉は仕上げに入れてサッと火を通せば、堅くなりません。
写真: 竹内 章雄
*1人分
*1人分
*だしを含ませる時間は除く。
材料
(4人分)
- ・じゃがいも 4~5コ(600g)
- ・たまねぎ 2コ(500g)
- ・牛薄切り肉 250g
- ・だし カップ1+1/2
- 【A】
- ・しょうゆ 大さじ5~6
- ・砂糖 大さじ4~4+1/2
- ・みりん 大さじ3
- ・酒 大さじ1
- ・サラダ油
つくり方
じゃがいもは皮をむいて4等分に切り、水にさらして水けをよくきる。たまねぎは根元を残して八つ割りにする。
たまねぎは根元を付けたまま切ると、バラバラにならず、存在感が出る。
牛肉は大きければ半分に切る。
深めのフライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、じゃがいもを入れる。周りが透き通るまで3~5分間よく炒める。じゃがいもがフライパンに張りつくようならサラダ油少々を足し、たまねぎを加えて軽く炒める。
3にだしと【A】を順に加え、落としぶたをして中火で10~15分間煮る。
じゃがいもが柔らかくなったら、牛肉を広げながら加える。アクが出たら取り除き、牛肉に火が通ったら火を止め、そのまま少しおいて味を含ませる。
牛肉は余熱でも火が入るので、色が変わったらすぐに火を止める。
◆MEMO◆
牛肉だけを溶き卵につけて食べたり、ご飯にのせて牛丼のようにしても。残った肉じゃがをつぶしてコロッケにしてもおいしい。
このレシピをつくった人
栗原 はるみさん
料理やお菓子のアイデアいっぱいのレシピを提案し、幅広い年齢層のファンに熱い支持を得ている料理家。器選びやすてきな暮らし方など、生活全般にわたるセンスあふれる提案も人気で、テレビ、雑誌などで活躍中。著書も多数。2005年、料理本のアカデミー賞といわれる「グルマン世界料理本大賞」受賞の「Harumi’s Japanese Cooking」は世界十数か国で発売。2007年4月よりNHKワールド「Your Japanese Kitchen」で日本の家庭料理を世界に向けて発信。2013年4月より、NHKEテレ「きょうの料理」にレギュラー出演。
つくったコメント