きょうの料理レシピ
あさりのコンソメ
あさりは、貝殻ごと炊くこと、香味野菜を加えること、それがポイントです。
写真: 小林 庸浩
調理時間
/50分
*あさりの砂をはかせる時間は除く。
材料
(つくりやすい分量)
- ・あさり 1kg
- ・レモン (国産/厚めの輪切り) 1枚
- ・白ワイン カップ1
- *または酒。
- 【A】
- ・たまねぎ 120g
- ・セロリ (茎のみ) 80g
- ・にんじん 80g
- ・パセリの軸 数本
- ・白こしょう (粒) 5~6粒
- ・ローリエ 1枚
- ・塩
つくり方
1
あさりは砂をはかせる。たっぷりの塩水(3.5%程度)につけ、暗くて涼しいところに数時間おく。
2
あさりを手にとり、塩をふってこすり合わせる。水をはったボウルに入れ、洗う。これを3回くり返す。洗った水が濁らなくなるのが目安。
3
あさりにヒタヒタの水とレモンを加えて約10分間おく。
4
たまねぎ、セロリ、にんじんは2~3mmの薄切りにして、サッと水洗いし、水けをきる。
5
鍋に白ワインとあさりを入れ、火力全開を10とすると、8の火にかける。殻があいたら、水1~1.5リットル(貝の3cm上くらい)、【A】を加えて再び沸騰させ、アクを取る。
6
火を弱めて液面がフツフツする程度の火加減を保ち、25~30分間煮る。
7
汁のうまみを感じたら火を止め、紙タオル(不織布タイプ)を敷いたこし器でこす。煮立たせないように弱火で火を入れる。
全体備考
【あさりのコンソメでみそ汁】
あさりのコンソメにみそ適量を入れて火にかける。椀(わん)のかわりに、小鍋にあさりを添えて1人分を盛るのがよい。
【このレシピを使ったおすすめの料理はこちら】
あさりと小松菜のからしあえ
おから
きょうの料理レシピ
2017/03/22
谷原章介のTimeless Kitchen
このレシピをつくった人
辰巳 芳子さん
1924年生まれ。料理研究家の草分けだった母、浜子氏のもとで家庭料理を学ぶ一方、西洋料理の研さんも重ねる。父親の介護を通じてスープに開眼。高齢者へのスープサービスにも力を注ぎ、鎌倉の自宅などでスープ教室を主宰している。食育も実践し、児童が種をまき、育て、食べる「大豆100粒運動」を提唱し、広めている。
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