きょうの料理レシピ
ほうれんそうののり巻き
うす味のつけだしに、一晩じっくりつけたおひたしです。のりで巻くと食感も見た目も変化がつきます。
写真: 蛭子 真
エネルギー
/15 kcal
*1人分
塩分/0.4 g
*1人分
調理時間
/15分
*つけだしに浸す時間は除く。
材料
(2人分)
- ・ほうれんそう 4株(100g)
- ・焼きのり (全形) 1枚
- 【つけだし】
- ・まいたけ 1/4パック(30g)
- ・昆布だし カップ1+1/2
- *全体備考参照。
- ・酒 大さじ2
- ・粗塩 1つまみ
- ・うす口しょうゆ 小さじ2
- ・塩 少々
つくり方
1
鍋にまいたけ、昆布だし、酒、粗塩を入れ、ひと煮立ちさせてアルコール分をとばす。うす口しょうゆを加えて【つけだし】をつくり、粗熱を取る。
2
熱湯に塩を入れ、ほうれんそうを20秒間ほどゆでる。ざるに上げ、うちわであおいで粗熱を取る。
3
2の水けを絞り、バットに入れる。1の【つけだし】を加え、1日浸して味をしみ込ませる。
4
3のほうれんそうを半量ずつ根が両端にくるように合わせ、水けを絞る。焼きのりを半分に切り、ほうれんそうをのせて巻く。長さが2:3になるように切り、それぞれ斜め半分に切る。残りも同じようにして器に盛る。
! ポイント
【つけだし】はお吸い物より少し濃い程度にし、ほうれんそうの味を際立たせる。
全体備考
◆昆布だしのとり方◆
鍋に2.5リットルの水を入れ、昆布1枚(15×20cm)をつけて3時間ほどおく。弱めの中火にかけ、沸騰する直前にふたをして火を止め、1日おく。冷蔵庫で3日間ほど保存可能。
昆布は「大根の皮の浅漬け」にも使える。
◆「つけだし」をつかってこちらも!◆
ふろふき大根 ごぼうみそ添え
きょうの料理レシピ
2017/02/21
滋味を味わう“禅寺ごはん”
このレシピをつくった人
吉村 昇洋さん
広島県の曹洞宗八屋山普門寺・副住職。臨床心理士。相愛大学非常勤講師。曹洞宗大本山永平寺での修行生活の中で、調理を行う「大庫院」に所属。現在は精進料理教室を主宰。また、「料理僧三人衆」の一人として食を通じて仏教を伝える活動に励む。
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