キャベツのパスタ・バーニャカウダソース
簡単につくれてさっぱり食べやすい、バーニャカウダソースのパスタ。シンプルながら、ソースのうまみとキャベツの甘さが後を引くおいしさ。
写真: 竹内 章雄
*1人分
*1人分
材料
(2人分)
- 【バーニャカウダソース】
- ・アンチョビ (フィレ) 4~5枚(15~20g)
- *かたくちいわしを塩漬けにして熟成させ、油漬けにしたもの。うまみが強く、調味料としても使える。
- ・コーンスターチ 小さじ1
- ・水 小さじ1
- ・オリーブ油 大さじ2
- ・にんにく (細かいみじん切り) 小さじ1
- ・生クリーム カップ1
- ・塩 少々
- ・黒こしょう (粗びき) 少々
- ・キャベツ 4~5枚(300g)
- ・スパゲッティ 140g
- ・パルメザンチーズ 適量
- ・塩
- ・オリーブ油
- ・黒こしょう (粗びき)
つくり方
【バーニャカウダソース】をつくる。アンチョビは刻んでから包丁で細かくたたく。コーンスターチと水は混ぜ合わせておく。
小鍋にオリーブ油を熱してにんにくを炒め、香りがたってきたらアンチョビを加えて炒める。生クリームを加え、煮立ったら水溶きコーンスターチでとろみをつけ、塩・黒こしょうを軽くふる。
本来はつぶしたにんにくやアンチョビでとろみをつけるソースだが、コーンスターチでとろみをつけることで、失敗なくなめらかに仕上がる。
キャベツは大きめのザク切りにする。鍋に湯を沸かして塩適量を加え、スパゲッティを袋の表示どおりにゆで、湯をよくきる。
フライパンにオリーブ油大さじ2を熱してキャベツを入れ、少し焼き色がつくまで強火で炒め、塩・黒こしょう各少々をふる。2の【バーニャカウダソース】、3のスパゲッティを順に加えて全体にからめ、塩・黒こしょう各少々で味を調える。器に盛り、パルメザンチーズをすりおろしてかけ、黒こしょう適量をふる。好みで、トーストしてオリーブ油適量をかけたフランスパンを添えてもよい。
【バーニャカウダソースをドレッシングに】
濃厚でコクがあるバーニャカウダソースは、ドレッシングがわりにも使えます。ベビーリーフにくるみを散らしたサラダにかければ、肉料理の付け合わせにぴったり。フレンチドレッシングと半量ずつ混ぜて使うのもおすすめです。ほかに、ゆでたじゃがいもとあえ、オーブントースターで焼いてグラタンにしたり、野菜のディップにしても。
このレシピをつくった人
栗原 はるみさん
料理やお菓子のアイデアいっぱいのレシピを提案し、幅広い年齢層のファンに熱い支持を得ている料理家。器選びやすてきな暮らし方など、生活全般にわたるセンスあふれる提案も人気で、テレビ、雑誌などで活躍中。著書も多数。2005年、料理本のアカデミー賞といわれる「グルマン世界料理本大賞」受賞の「Harumi’s Japanese Cooking」は世界十数か国で発売。2007年4月よりNHKワールド「Your Japanese Kitchen」で日本の家庭料理を世界に向けて発信。2013年4月より、NHKEテレ「きょうの料理」にレギュラー出演。
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